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こどもは正直。

自分はもちろん、こどもが生まれてから、我が子が口にするものは安心・安全なものであって欲しい、という思いが強くなりました。

きっと、ほとんどのお母さんがそう思うと思います。でも、実行できない、という方も多いんだろうと思います。私が経済的にも時間的にも人より少しだけ多く、自分たちの「食」へ意識を向ける余裕があるからこそ、今こんな記事を書いていられるんだなという感謝も持っています。本当に、本当にありがたいです。

というわけで、今日はつい先日感じたこどもの偉大さについて記してみます。

「食」に関して。最初は少し気にしていた程度だったのですが、最近徐々に、自分がいよいよ俗に言う”無添加ママ”と呼ばれる類になってきたのかも。。?と思うように。口から入れるものは安全に、というポリシーで暮らし始めてから、原材料表示のチェックは必須、同じ食材でも比較して、多少高くても可能な限り安全そうなものをチョイスする。そんな生活が当たり前になってきました。

そんな中・・・

自然の中で食べる、体想いな食事

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先日ちょっと用があり。家族で自然豊かな山へ出かける機会がありました(レジャーではない)。そこでふらっと立ち寄ったお食事処。正直、田舎で選択肢のない中よく選んだなというところだったのですが笑、そこでのお食事は無添加・無農薬。なんならエアコンもなく、山の風を心地よく感じてお食事をするような、めちゃくちゃ自然派なところ。景色は山を見渡せる最高な場所!

最初はうぁー、暑い!えー、エアコンー!と思いました。外は30度越えです。しかもメニューがアッツアツのもの、しかも平日で2種類から選ぶしかない、という2歳の子連れにはサバイバルなランチ笑

本当に幸い、選択肢のひとつが娘に取り分けられそうだったのでなんとかなりましたが、娘のご飯は柔らかい蒸し鶏と白米、と、スープというシンプルなもの。しかも、風が吹いていないと暑いという環境下。

ちょっと可哀想かな、大丈夫かな?と心配になりましたが。大人の心配をよそに「美味しいー!!!」とご飯をモリモリ食べ、食べ終わってからも元気に遊びまわっている娘がいました。


本当の美味しさ・物事の本質を理解している

娘の姿を見て、そう実感しました。こどもは大人よりグルメ。とはよく言われますが、本能で美味しいものを美味しいと思う舌を持って、自然の中で過ごす気持ちよさを生まれながらに知っているんだなと。

普段から外食では大人の和食のとりわけがほとんどの娘なので、元々お子様メニューはあまり好きじゃないというのもあるかもしれません。でも、家で食事を作っていても、やっぱりスーパーでなんとなく買ったお野菜よりも、宅配などで届いた安全なお野菜の方がよく食べるし、時間がなくて冷凍してあったおかずをチンしたよりも、出来立ての方が圧倒的に食べ進みが良い。(それはみんなそうか・・)

しかも、いつもエアコンで過ごしているのに今回は家族揃って汗をかきかき頂いたお食事。体が喜ぶナチュラルな食事で、もちろん大人もとても美味しくいただきました。自宅で同じメニューでエアコンなしで同じことをしたとしたら、絶対にぐったりしているだろう、と思うような状況で、娘が生き生きしていたのには本当にびっくり!

外ではしゃぐ娘も、近所の公園で遊ぶよりもなんだか清々しくて楽しそう。そもそも、山の空気が気持ちいいんでしょうね。こどもって本当に感受性豊かで正直なんだなぁと。もちろん大人も、普段よりも疲れるどころか、自然に囲まれてどこかスッキリした気持ちで帰りました。


そのうち、変わるかもしれない

今はまだあまり好き嫌いもなく、質素なご飯が大好きな娘です。でもそのうち、いろんなものを自分で食べられるようになった時、ファストフードが食べたい!甘いお菓子が食べたい!きっとそういう時期も来るんだろうと覚悟はしています。

(現に、帰りに寄った大きな公園で売っていたソフトクリーム。前にどこかでちょっとだけ一度あげてみようかと思ったものの断固拒否された。でも暑くて暑くて、大人だけ食べるのも可哀想だしと一口あげてみたら、まぁそれはそれは美味しそうに食べました笑)

↑なんてことも増えると思います。それでも数口に収めたし、帰りながらやっぱりまだ封印しておけばと少し後悔もしましたがw

ある書籍を見たら、3歳までの舌作りが、今後の味覚形成において非常に重要なのだとありました。いつか、自分で食べるものを選ぶ日が来る。そしてそれを親としてコントロールするのが難しい日もやってくる。

でもそうなるまでに、少しでも、少しでも長く、このグルメな我が子の味覚を大事にしてあげたいなと、思います。

そんなことを実感した、山里への小旅行でした😊


余談ですが。

今、家づくりを始めたばかりの我が家。住宅見学などには必ず娘を連れていくようにしています。営業さんとの相性もさることながら、その家で、その空気の中で娘が楽しそうにしているか、生き生きしているか。娘が肌でどう感じているかを観察します。実はそこが最も重要なポイントかなと。食事に限らず、こどもって本当に正直ですよね。

ではまた!

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