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空港の今と昔 【国際線編】

どうやら、変わっているようだ。
私が最後に海外に行ったのは2016年のハワイ。
それから子育てやコロナ禍を理由にご無沙汰している。

8年も経っている。
そして、空港が進化しているらしいと言うことがわかった。

去年の年末から今年の正月にかけて
姉がニュージーランドに行ってきた。
彼女も久しぶりの海外だったようで
興奮していた。

そして姉から聞いた衝撃の言葉
「もうパスポートにスタンプ押されないよ。」

「な、なにぃぃぃぃ!!!!!」

出国スタンプが押されないとは!!
どう言うことだ!!!!

すごくまとめて書くと
空港のスマート化が進んでいるらしい。

スマート化…。

国際線ではパスポート必須ですね。
出国する時にその証明になるスタンプを
パスポートに押してもらわなければいけません。
それがないとお前はどこから来た!と
到着した先の国で言われちゃうわけです。

もちろん入国する時もボンっと押してもらいます。

私はそのスタンプが大好きで
旅の記録、コレクションのような感覚で
増えていくスタンプを眺めているだけでも
ワクワク、楽しい気持ちになる。

それがスマート化により
押してもらえないとは!
何事!!!

確かに、空港の手続きはいちいち並ばないといけない。
チェックイン、手荷物検査、出国審査
繁忙期に旅行すると毎回の行列にうんざりする方も
いると思う。

私はその長い行列の先でもらえる
最終ゴール、出入国スタンプをもらうのが
旅の楽しみの一つだったのに。

国よって多少スタンプのデザインが違うし
審査官の人の印の押し方や、押すページのチョイスに性格が出たり
スタンプ一つでものすごく楽しめる!!

日本人の税関の方はきっちりページの順番通りに押してくれる方が
多い。インクもバッチリ付いている。

海外の方はワイルドなので
パスポートをざっと開けたページにドーンと押す。
あんた、どこに押してくれましたん?
とページをパラパラめくってこんなところに押したんかい!
ページのチョイスに笑ってしまう。
スタンプがインクギリギリだったり、逆さまになっていたりすることもある。
毎回異なるスタンプのストーリーが大切な旅の思い出になっていたのに。

出入国審査でスタンプを押すのは
確かに時間がかかる。
でもそこを通れば自由の身。
向こう側に煌びやかな免税店が待っている。

そこでワクワク、ソワソワしながら待つのが
旅のスタートだったのに。

姉曰く、ピピピ、で終わるよー。
という。
なんと簡単な手続きだこと。
それで出国できちゃうなんて。

調べてみると、
やっぱりスタンプが欲しい人のために
そういう場所が設けられてるらしい。

「出国審査後、係員にお申し付けください。」
みたいなことが書いてある。

入場記念スタンプじゃないんだからさぁ…。
なんだかスタンプのステイタスが下がっちゃったな。

やはりスタンプが欲しくて
行列ができていたよ、と姉の目撃談。
結局行列ですよ。

でもそんなものはいらないよーん
という方はスマート化された空港手続きは
楽ちんでいいかもしれない。

私も早くこの目で確かめたい
海外行きたい!

スマート化されても
私は絶対にスタンプを押してもう!
並んでもね。

スマート化された空港に
浦島太郎状態の私が何を感じるだろうか。

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