クリスマスイブどうするか問題続編②

スッキリして寝るためにBARに戻ったはずのこんきち

スッキリするどころか地獄絵図に飛び込んでしまった。

そんな話の続きです。

イブメンはご乱心MAXなので
終電も平気で逃されていました。
(イブメン誰となってる方は1つ前の記事をご参考ください)

嫉妬心が抑えきれずダダ漏れてしまってたんです。

もともと酔った状態でBARに来て更に呑んでるため
完全に出来上がってます。

BARには30代女性、イブメン、イブメンの後輩(顔見知り)、こんきち、BARのマスター。

イブメンの真反対のカウンターに座るこんきち

すかさず歩み寄ってくるイブメン

「カラオケ楽しかった?」

皮肉たっぷりに言います。

「楽しかったよ」と答えるこんきち

そこから皮肉と嫉妬の散弾銃

私も嫉妬してもらって嬉しい!という
温度感まで気持ちが高まってたら違ったかもしれない

イブにOKしてるこんきちも悪いと思う

もう受注確定と思わせてしまってただろうし

ただ、こんきちの素直な気持ちは
氷点下までさめていく…

イブメン後輩が察して、次の店にイブメンを誘導しようとする。

しつこく次の店へこんきちを誘うイブメン

見かねたマスターが強めに二人を次の店へ行くよう促してくれる

(マスターありがとう)

上着など着る動作の中で、さりげなく後ろから
小突いてきたイブメン

最後の関係が終わる一撃だった。

コツン程度ではあったが後頭部を小突かれたこんきち

嫉妬してるアピールもここまで来ると許容できない

堪忍袋の緒も切れる

こんきち「今バイオレンスしたよね?」

イブメンはすっとぼけた顔

明らかに故意確定

こんきち「今バイオレンスしたかって聞いたの!」

イブメン「怒った?」

こんきち「ありえない」

イブメン「え…ごめんなさい」

こんきち「とりあえず早く行って」

イブメン「・・・」

イブメン後輩がいそいそとイブメンを連れ
店を後にする

こんきちは頼んだ一杯を飲みながら
マスターにこの後の相談をする

もう育みたいと思ってた気持ちは無くなった

冗談でも、軽くでもバイオレンスをするような人は
そもそもこんきちのことを想っている訳では無いと思う

こんかちを好きなのではなく
自分を大切にしてくれなかった相手が許せない、
許せない怒りを受け入れろ!の行動だと思ってる

LINEで24日のお断りを入れる

理由も添えて簡潔に送ったからか
日が明けてシラフになり、冷静さを取り戻したからか

「分かりました。ごめん。」

の返事

始まるかもしれなかったものは
スタートラインに立つ前に終わった

24日は唐揚げでも作って
家でハイカラしようと心に決める

クリスマスイブどうするか問題は完結。

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