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【私の恋愛履歴書③】ハイスペックケチだった元カレ

こんにちは。

恋愛婚活アドバイザーのまよです。

婚活の時点から100年続く夫婦関係を意識したアドバイスをしています。

100年続く夫婦関係とは?↓↓↓

「私の恋愛履歴書」シリーズの第三弾です。

現在は昔憧れた私にとっては雲の上のような存在だった人と結婚をし、100年続く夫婦関係を構築中の私。

結婚生活に人生の「やりがい」のようなものを感じながら、毎日を過ごしています。

そんな私の過去の恋愛はさんざん。

それは私自身が未熟だったから。

そんな未熟すぎた時代のお付き合いを赤裸々に書いています。


1回目と2回目はこちら。

1回目「半グレに追われる借金まみれの初カレ」

2回目「ドッキリに引っかかる浮気男」

こういうお付き合いをしてきた私でも、自分が変われば昔憧れた人と結婚できた!と、いうシリーズです。

今回は「ハイスペックケチ」とタイトルをつけましたが、どちらも本来ならあまり好きではない言葉。

特に「ケチ」という言葉は、本人に取ったら「節約」とか「無駄なことにお金を使わない堅実な考え」なわけであって、「ケチ」と勝手に評価するのは周りですから。

とはいえ他に一言で想像できる強烈な表現を見つけられなかったので「ハイスペックケチ」にしました(ごめんなさい!)

婚活でうまくいっていない女子、男運がないと嘆いている方必見のシリーズです。

こんな私でも自分が変われば理想以上の人と結婚ができた!



やっとできた普通のカレシ

やっとできたまともな彼氏?

初めての彼氏は半グレに追われる前歯が溶けた人、次の人はドッキリに引っかかるトイレの中で愛してるよの人……

私は気がついていました。

自分が未熟だから未熟な自分にあった相手としか付き合えないんだ、と。

まずは生活態度を改めよう!

遊びに行く場所、付き合う人たちを変えてみよう!


そして初めての合コンに参加しました。

そこで出会ったのが今回の主役、ハイスペックケチな元カレ。

その合コンは一流企業で働く男性ばかり来ていました。

しかし当時から私は、男性がどこの企業で勤めているか、どれほど年収があるかなどは全く興味がなくて。

そこで一人の男性と今度遊びに行こう!という話になりました。

彼は自分で自分のことを、「昔で言う三高(さんこう)なんだよね」と言っていました。

みなさんご存知ですか?

三高って。

高学歴、高収入、高身長と3つの「高」を持った男性のことです。

調べてみると90年代の婚活では、この三高というのがいわゆるハイスペックだったそうです。

私がこの彼と出会ったのは90年代ではありませんが、2023年の現在でも三高の響きにブランド力は残っているように感じることがあります。

さて、自分で「三高」と名乗ってしまうカレはこれまで付き合った二人に比べると本当に普通の人でした。

半グレに追われていない。
歯も溶けていないし。
トイレの中で気絶していたなんて嘘をつかない。
普通に働いているし、年齢差もそこまで大きくない。
背後に闇を感じず、どこかに怪しい影があるようにも思わない。
これが普通の人と付き合うという感覚なんだと、とても感動しました。

最初の二人とは年齢差がありましたが、この三高のカレとは10歳未満の年齢差。

普通の人と付き合えることで、自分もようやく普通になれた!と自己肯定感も上がった気になりました。


1回のボーナスが年収並みの元カレ


さて、この元カレは身長以外は努力して手に入れた「学歴」と「年収」なので、それをやや自慢げに私に言うことがありました。

例えばボーナス。

夏と冬に支給されていましたが、一回のボーナスが普通の人の年収並みでした。

だから欲しいものがあればローンを組むことなく何でも買えていました。

ある時、ボーナスで高価なブランド品を買いたいと言っていました。

それは当時人気のあったもので、高額な値段よりも希少性があって買えない状態のものでした。

それを、

「例え何百万出してもいい。俺は金ならある!」
「お店で現金をバシッと出すから奥からもってこいと言いたい」

なんて言うほど欲しがっていました。

なんとか喜んでもらいたいと思って、扱っているお店を電話で聞いて調べました。

何店舗も電話してようやく発見!

カレにどこそこのお店ならあるんだって、と教えてあげるととても喜び、即日車で2時間半もかけて買いに行っていました。

そして100万円以上もするものをカレは現金で購入。

「100万円程度で好きなものが買えるなんて安いものだ!」

と、カレはとても嬉しそうでした。

同じ年にテレビも買い替えていました。

年収とテレビの大きさは比例すると思っていた当時の私から見ても、かなりの大型のテレビでした。

そんな大きいテレビなんか買ってみにくいのでは?と思いましたが、元カレたちハイスペ男子の間ではどれだけ大型のテレビを持っているかがステータスの一つだったようです。

もちろんかなりの高額でしたがそれも一括で買っていました。

いかに大きいか、というのが重要だそうです。


その直後の私の誕生日。

「誕生日プレゼント何がほしい?
誕生日プレゼントなんて2万円までで十分だろ?」

と言われました。


なんだろうこの違和感。

2万円だろうが2千円だろうが金額はなんでもいいんですよ。

プレゼントなんて金額より気持ちじゃないですか?

でもそれをわざわざ「2万円まで」と口にすることに強烈な違和感を抱きました。

気持ちより金額だと思っているの?と。

自分の欲しいものには何百万円でも出せると私に言い放ち、私の誕生日には2万円までで十分とわざわざ宣言してくる。

それ、言わなくても良くない?!

しかも

「まよの収入を考えると2万円でも高すぎるか。1万8千円くらいまでかな。」

なんて言うんです。

私自身を値踏みされた気持ちになりました。

車で1時間半の距離


このハイスペックケチのカレと私の家は車で1時間半の距離でした。

でも行くのはいつも私の方。

ガソリン代だってアルバイト学生の私持ち。

そして私がわざわざカレの家に運転していくというのに、カレはいつもオンラインゲームを楽しんでいて私が来てもやめませんめした。

「遠くから来てるのに私のことそっちのけでゲームするのやめてくれない?」

と声をかけても

「付き合いだから」

なんて返事が返ってくる始末。

これでは会いに行くのも嫌になります。

だって往復3時間もかけて会いに行っても、私はひたすらカレがゲームをしているところを見ているだけなんですから。

それでも会いに行ったのは私の「引いて終わるよりも、押して壊して終わったほうが後悔がなくていい」という性格からきていたのかもしれません。

風俗のポイントカード


ある日のデートでカレが運転中のこと。

「俺の財布からクレジットカードをとってくれる?」

と頼まれました。

カードを探していると、なにやらスタンプが押されたポイントカードを発見。

お店の名前は、知識のない私でも怪しい!とわかるようなもの。

「これ、なに?
風俗のポイントカードに見えるんだけど。
行ってるの?」

と聞くと

「知らない!それは多分いたずらで先輩が入れたんだ。
俺とまよが喧嘩するのを面白がるために。」

とカレ。

そんなことして面白いと思うでしょうか。

喧嘩になりました。

喧嘩になった末に元カレが「先輩に電話して聞いてみる!」とその場でスピーカーフォンにして無実を訴えました。

先輩は

「まよちゃん、ごめんごめん、そんなに喧嘩になると思わなくて。
俺がイタズラで入れたの。」

と言っていましたが、後でこの先輩は元カレに何かご馳走になったんでしょうね。


風俗の検索履歴


その1ヶ月後に、カレの部屋でパソコンを借りていた時のこと。

Google検索をしようとしたら、検索窓に履歴が残っていました。

○○町 風俗
○○町 風俗 高級
○○町 風俗 おすすめ

○○町はカレの住んでいた町の名前です。

検索履歴を開いてみると、検索結果に見覚えのある店名が出てきました。

そう、あの風俗のポイントカードのお店。

どうやら高級風俗店みたい。

カレに「どういうこと!?」と聞くと

「これは先輩が来た時に検索したものじゃないかな、俺は知らない!」

と想像通りの返答をしてくるんですよね。

しかもこれ以上は質問させないという怒った態度。

もう潮時かなと思いました。

私の就職も決まり、生活環境が変わったことでこのカレとは別れました。

私のことなので自然消滅という感じではなく、大喧嘩を続けた挙句、です。

カレも私のわがままで強気な態度に我慢ができなくなったんでしょう。

でも別れた数ヶ月後に、このカレは私の家まで車でやってきてブランド物のアクセサリーをくれました。

それ、付き合ってくれる時にしてくれたらよかったのにね。

次は今回のカレのように普通の人で、でもケチではなく、風俗にもゲームにも興味がない人がいい。

と思いました。


次の元カレの話に続きます。


散々な恋愛をしてきた私だけど、そこから立ち上がり理想の結婚を手に入れることはできる!

このnoteでは「100年続く夫婦関係」を築き上げるためのテクニック、そしてそれを意識した婚活について書いています。

今回の元彼シリーズは「マガジン」の「私の恋愛履歴書」にまとめています。

次回の話も逃さないようフォローしてお待ちいただけると嬉しいです^^

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