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「やってあげている人」VS「感謝しない人」

ある日曜日の朝、公園に呼び出された。

そこにはご近所の主婦が数人。

ピリピリした雰囲気。

どうも先日ご近所間でトラブルがあったらしい。

ご近所の為を思って自主的に、ある役目を「やってあげている」派の人と、そもそも「やっていらない」派の人とのバトルだった。

こういう事は日常にたくさんある。

勝手に「やってあげている」気になって感謝されないことにだんだんと腹が立ってくる。

お給料を他社より多く出している社長は
「感謝してもらって当然だ、他より多く出してやっている」
と思っているが、社員は
「1万や2万でこんなブラックなら転職したい」
と考えている

子供に野菜を食べさせたい母親は
「子供の健康の為にやってあげている。私がしないと!なのに食べない!」
と嘆いているが、子供は
「夜ご飯は袋麺かカレーだと嬉しい」
と思っているし

頑張ってご飯を奢る婚活男性は
「奢ってやっているのに感謝されないし、いつまで経っても好かれないし、結婚できない」
と思っているが、婚活女性は
「この前のAさんが連れて行ってくれた店は美味しかったな〜。今日の店しょぼ〜〜。でも好きな人とならサイゼで割り勘でも許せるよね」
と思っている。

彼氏に尽くす女の子は
「こんなにやってあげているんだから、いつか愛してくれるはず」
と思っているが、男性は
「つまんない女だな。世話ばかりやいて」
と思っている。

世の中の「やってあげている」という感情は報われないのだ。

「やってあげている人」と「感謝しない人」はどちらが悪いのか??


「勝手にやってあげている人」と「やってもらって感謝しない人」がいるのなら、私は残念ながら「勝手にやってあげている人」が悪いと思う。

勝手にやって、勝手に怒って、本人以外には何が起こっているのかわからない。

これは親子間でも夫婦間でも婚活でも何でもそう。

「やってほしい」ことを「やってあげる」から、相手も自分も喜ぶのであって、誰も頼んでいないことをやる時は「自分がやりたくて自主的にやっている」という事を忘れてはいけない。

そして、感謝されたいのなら、相手がして欲しい事をしてあげる、それ以外に無い。

して欲しく無いことを勝手にして「感謝しろ」には無理しかない。

いらないものを売りつけられて「金払え」は酷いよね。

それとおんなじ。

そういえば今日はホワイトデーですね!

旦那さんのカードで自分にお返しを買って、旦那さんに感謝のLINEを送ることにしよう!!

これぞ究極の形!

「やってあげたい」気持ちを汲んで、相手の手間を省いてさらに「感謝する」

Win-Winでしかない
(これ冗談みたいだけど、婚活女性は自分が何をされると嬉しいのかをわかりやすく相手に伝えるって重要だよ。男性って基本的には、相手を喜ばせたいヒーロー願望があるので)

ホワイトデーって、何倍返しまでOKなんだっけ??20倍くらいだよね??笑

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