見出し画像

オンラインお見合い101

新型コロナウイルス感染症が世界的に流行し約1年が経った。有効なワクチンが開発され接種が開始された一方で、国民全員にワクチンが行き渡るまでには、まだまだ時間がかかりそうだ。そのような状況下でお見合いをしようとすると、初対面はオンラインで…ということになる。

実は筆者は諸事情あり、オンラインお見合いの経験が多かった。そこで本稿では、オンラインお見合いで最低限抑えておくべき注意点をいくつか列挙したい。

1. 本番前に背景をチェックする

しばしば背景に気を使っていない方が散見される。恐らくカフェ等が閉まっており、自宅からZoomやLINE等でテレビ電話することが多いと思うが、身なりがきれいでも洗濯物が散らかっている部屋の様子等が覗けてしまったら、萎える。背景をぼかしたり画像を設定することもできるが、若干不自然な感じになってしまう(と個人的には思う)。

ちなみに何を血迷ったのか、カラオケ店からテレビ電話してきた女性に遭遇したことがある。Withコロナ時代は三密に該当するが、そうでなくてもカラオケ店を避けるべきなのは言うまでもない。まぁ本来は相談所のカウンセラーが指導するべきなのだが…

2. スマホではなくパソコンから接続する

スマホをテーブルに置くと角度的に下から顔を見上げるように見られてしまう。顔がデカく見えたり、鼻の穴がクリアに見えてしまう可能性がある。またスマホを手に持ちながら1~2時間も電話していたら、さすがに腕が疲れてしまう。パソコンからテレビ電話をすれば、上記のような問題は生じない。LINEもパソコン用アプリがあるし。

3. 対面よりも親密度が増えない

しばしば医療従事者から、対面診療と比べたオンライン診療の限界に関する話題はよく耳にする。ビデオ電話によるお見合いも同様で、非言語的な情報を得ることが難しく、対面では察することができたかもしれないサインも見逃す恐れがある。それよりも問題なのは、ビデオ電話では親密度が全然上がらないことである。つまりビデオ電話を繰り返しても、親密度を上げるのに時間がかかることを意味する。

4. 対面よりも言いたいことが言えない

ビデオ電話では突っ込んだ話題を避けて、当たり障りのない会話に終始してしまいがちである。気になることや不満があっても「次会った時に言えばいいや」と我慢してしまう。でも、せっかく対面で会ったのに不満が爆発して喧嘩になったら、会った意味がない。非言語的な情報が掴めないので、下手なことを言って嫌われたらどうしようと躊躇してしまいがちだが、勇気を出して言いたいことは言おう。

まじめに記事を執筆しています。もしご支援頂けたら嬉しいです!