婚活者に対する代表的クソバイスと、それらに対するアンサー

今の状況がどうか分からないのだが、筆者が婚活に最も注力していた3~4年前は、婚活していることを公表した途端に周囲から余計なクソバイスを頂戴することがあった。令和の世の現役婚活者にとって有益かどうか正直不明だが、代表的なクソバイスに対する回答を自分なりにまとめたので、参考になるなら参考にして欲しい。

ちなみに本稿を執筆していて気づいたのだが、そのクソバイスには①結婚そのものに反対・懐疑的、②結婚には賛成だが婚活には反対・懐疑的、の2パターンに分類できそうだ。

1. まだ婚活しなくて良い・婚活するには早い

特に男性婚活者に対して周囲の同僚などが言ったりする。あなたの年齢にもよるのだが、個人的には婚活は早めに始めるに越したことはないと考えている。若い頃から婚活を始めるメリットがいくつかある。

1点目は、若い女性と成婚できる可能性が高まる点である。極端な例だが、40~50代男性が女子大生と付き合いたい・結婚したいと言い出したら、かなりのハードゲームになるだろう。もはや婚活ではなくパパ活である。でも大学生同士で交際するのは普通である。若い女性と成婚したいと思ったら、自分が若いことがその可能性を高める要因になる。

2点目は、低コストで済む点である。昨今の大学生の恋愛事情は知らないが、金のない大学生同士がデートでチェーン店を利用するのは、許容されると思う。一方で舌の肥えたアラサー・アラフォー婚活女子をチェーン店に連れて行ったら、SNSで吊し上げられるのがオチである。

2. 婚活は非モテのすることである

そこそこモテている20代女子等に婚活していることを開示すると、このようなコメント(=悪口w)を頂戴することがある。こうした反応は男女の恋愛に対する考え方や、恋愛市場における需給バランスの違いに基づいているので、無視するのが良いだろう。

日本のジェンダー規範下では、女性は自分に言い寄ってくる男性を精査・取捨選別するケースが多い。恋愛・婚活市場において、若くて可愛い女子に対する需要は高い。彼女らにしてみたら、わざわざ婚活しなくても日常生活における出会いから将来結婚するかもしれない彼氏に出会うことができる…と考えていても不思議ではない(実際にできるか別として)。逆に男性にとって、お付き合いしたい女性がいたら自らアプローチしなければ何も始まらない。非モテ男子は今まで活動をして来なかった結果として非モテである現状が存在するので、活動を始めた時点でモテ男に1歩近づいたことになる。胸を張って活動すれば良いと思う。

3. 婚活は不自然な出会いである

しばしば婚活は「不自然な出会い」であり、やめたほうがよいと真顔でアドバイスされることがある。これも比較的女性から多く発せられるコメントである。こうした意見も上述した男女の恋愛観の違いから発せられると考えられ、無視して良いと思う。まぁ女性が能動的に将来の配偶者を探すことを不自然だとは全く思わないが、男性が活動するのは当然である。

4. 結婚は目的・ゴールではない

この発言は結婚懐疑派からしばしば聞かれる。「結婚って、しなきゃいけないものなの?」「そこまで頑張って結婚したくない」「好きな人ができれば結婚したい」のようなコメントに加えて。これは婚活したくない・できない・する気が起きない…といった自分の意思決定を正当化するために、あなたに反発しているだけである。人は人、私は私…ということで、無視すれば良いだろう。

こうした発言をする人々は、婚活者は結婚が人生のゴールだと考えている人々である、という先入観に囚われている。しかし実際に結婚が目的・ゴールだと思っている人は少数だろう。結婚できれば他はどうでも良いと豪語するこじらせた婚活者もゼロではないが、彼・彼女らは地雷であり嫌厭される。多くのまともな婚活者は、結婚の先には妊娠〜出産〜子育て等の家庭を営むプロセスがあることを当然理解している。そうなると上記発言は正しいことになるのだが、と同時に婚活を否定する根拠になり得ない。

5. そもそも結婚制度に反対

もはや命題が異なるのだが、高学歴・高収入かつリベラルな女性がしばしば発言する。まぁ彼女らにとって現在日本の婚姻制度が魅力的でないという主張は理解できる。

個人的な意見で恐縮だが、婚活と呼称される活動は、法的に婚姻関係を結ぶ相手を探す活動に留まらず、異性・同性間で長期的パートナーシップを構築できる相手を探す活動…と幅広く定義できると思う。仮にパートナー同士が事実婚で納得すれば、それでも良いと思う。僕・私は天涯孤独でOKというのであれば話は別だが、結婚制度に反発するあまりにパートナーシップを結ぶ相手を探す活動を辞めてしまうのはもったいないと思う。

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