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35歳、バチェラーデートで震えた日

私は現在結婚しているのですが、長い恋活時代がありました。
今回は私の婚活グレー時代 ↓ に、バチェラーデートというアプリを使っていた時の話をします。

恋活時代→婚活グレー時代→婚活本格期 の遍歴

婚活グレー時代(35歳) 
アプリに加え、友達つながりの出会い、婚活パーティーや街コンに参加。
長い恋活時代を経て、結婚したいのかもと少しずつ思い始め、出会いの場を広げていた時期。


バチェラーデートを使ってみた

私がバチェラーデートを選んだ理由

私が恋活目的でマッチングアプリを使い始めたのは、確か20代後半。
35歳になる頃には、様々なアプリはすでに使っていたし、たくさんの人に会っていました。
(こういう記事を書くようになるんだったら、ちゃんと数えておけばよかったと思う今日この頃ですが、きちんと誤解のないように言うと、恋活時代からいつも真剣にお付き合いしたいと思ってアプリを使用していました。)

そんな中、まだ使っていないアプリから探し出したのがバチェラーデート。
他のアプリとはかなり違うシステムです。
今回はバチェラーデートの紹介ではないのでシステムの細かい説明は省略しますが、なぜ私がバチェラーデートを選んだかをお話しすると、

①メッセージのやり取りがほぼなし
②デートに行きたい日を選べば、AIが自動的に相手をマッチング
③デート後にお互いを評価しあうので、率直な意見をもらえる

デートの前日にお相手の情報が開示されるのですが、そこでも写真は公開されないので、会うまでお相手の顔はわかりません。
なので、メッセージのやり取りもなく、相手のことがよくわからない&タイプではないというリスクは大いにあります。
アプリ使用歴の長い私は、
せっかくメッセージのやり取りをしたのに
会ってみたら上手くいかず、これまでのメッセージの努力が泡に終わる、
ということがよくあったので、むしろよいかも!と思っていました。

あと、どんな人とマッチするんだろう?どんな人が実際に来るんだろう?
みたいなドキドキ感も楽しんでいました。

そして私が一番重視していたのが③の評価制度。
いったい今の私は異性からみて、どんな評価をもらえるのか?
自分はどういった層に評価してもらえるのか?

自分の強み・弱み、立ち位置を知りたい!という探求心がありました。

バチェラーデートでの私の評価

本当に色々な人とマッチしました。
よい意味でも悪い意味でも、自分では選ばない人とマッチしたので
ラッキー!みたいな時もあれば、うーん。。。という時もありました。
きっと、相手も私に対して同じ気持ちになってるんだろうなーと。
良い評価をもらえたり、厳しい評価が出たり。
「私なんかがマッチしてごめん」と思う年下の方やスペックが高い人ほど、思いやりの気持ちなのか、むしろ高評価をもらえることが多かった。
(スペックという言葉があまり好きではないのですが、他に表現がわからず)
そして私に対する評価で指摘が出る時もあったのですが、それは「体型」
当時の私の体重は、BMIで普通体重の範囲。
細くないのは重々承知ですが、世の男性厳しいものです。

バチェラーデートで震えた日

そんなある日、私はいつも通りバチェラーデートでマッチしたお相手と会うことに。
まさか、これがバチェラーデートを使う最後の日になるとは、その時は思っていませんでした。
お相手は確か同年代で、職業柄か身なりも綺麗で、おしゃれにされている方でした。
待ち合わせした瞬間から、すてきだなーとは思っていたのですが、
私のタイプではなかったので、ドキドキはしていませんでした。
さてその彼が、私の頭のてっぺんから足先まで一瞬チェックするように見たのを、私は見逃さなかった。
そしてカフェでの会話は、これまでのアプリの状況や愚痴?だったかな。
とにかく、自分がものすごく一瞬で評価された感を私は感じていました。
「あっ、きっとないな」と思われている、と。
何故だかわからないけど、それを認識した途端に手が震えてきました。
タイプでも好きでもない相手なのに、緊張しているんだろうか?
考えを巡らせ焦るほど、震えは止まらない。
平静を装って会話は続けていたものの、
カップを手にすると震えに気づかれてしまうので、「猫舌で」とか「最近、胃の調子が悪くて」とか
言い訳しながら、最後までコーヒーに手をつけず。
あからさまに意地悪なことを言われた訳ではないのに、自分の評価が知りたいと思って自ら参戦しているのに、なぜ私は震えているんだ?

「あー私、何やってるんだろう」

案の定評価は低かったのですが、細かい評価には目を通さず、その日を境にバチェラーデートは辞めました。
ちなみに他のアプリはその後も使用したのですが、この日を境に理由もなく手が震えたり、動悸がしてしまうことがありました。
相手が私に好反応の場合でもそうなることがあり、どのパターンだと震えが始まるのか自分でもよくわからず、今日震えちゃったらどうしよう?と思うと余計に焦る。
今思っても、あれは何だったのだろう?
完全にアプリ疲れ、評価されることへの恐怖、だったのでしょうか。

こんな風に様々なことを経て、私は徐々に婚活グレー時代から婚活本格期へと移行していきました。
月日が経った今だから、バチェラーデートで震えるってどういうこと?と笑える自分もいるのですが、その時は真面目に悩んでいました。
こういう苦難の時を過ごしたからこそ、婚活時代が始まっていったので、
今回はそのエピソードを紹介しました。
最後までお読みいただきありがとうございます。









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