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#わたしの卒業制作 が始まるまでと私の個人的な思いを聞いてくれ

noteで #わたしの卒業制作 の募集が始まりました。
この企画に対する勝手な思い入れとかを語らせてほしいです。

ことの発端

大学時代の先生がフェイスブックで私がインタビューされた記事をシェアしてくれていました。シェアしてくれた時のコメントが以下です。

気の重いできごとが続くなか、ちょっといいニュース。卒業生、がんばってます。

一体何があったのだろう。とちょっと調べると、新型コロナウィルスの影響で母校の卒業制作展が軒並み中止という発表がちょうど直前にされていたようでした。

これを見て、自分の卒業制作展のことを思い出しました。

わたしの卒業制作と卒業制作展

私は多摩美術大学の情報デザイン学科に通っていた2016年の卒業生です。
当時、卒業制作を作るのが本当に嫌で嫌でしかたなく、結果的には大したものが作れませんでした。
学外展の実行委員の副委員長もやっていましたが、自分の卒制もままならないのでメンタルはグズグズで全然仕事できない。という感じで回りにかなり迷惑をかけてしまいました。正直後悔ばかりです。

それでも、人に見てもらえることはとても良かった

実は、2016年の卒制展はあるできごと(察しが良い方はわかると思います)がきっかけで開催の是非や作品集の有無などを話し合う機会が度々ありました。

卒業制作がうまくいかない自分は「炎上は怖いし、いっそ卒制展できなくても...」と思ったりもしました。今思うと自分のことをぶん殴りたくなります。

話し合いや先生のご尽力の末、結果的に展示は開催されました。
私は会期中、みんなが頑張って作り上げた展示が開催されることへの嬉しさと「あんな作品を人様に見られるなんて...」という気持ちを抱えていました。

展示が終わると、来場者へのアンケートが学生に共有されるのですが、その中に一件だけわたしの作品を褒めてくださる方がいました。
それを見て本当に嬉しかったし、泣きそうになったのが忘れられません。
他にも色々な理由はあるけれど、あの言葉は確実に私が今でもデザイナーとして作ることを続けられているきっかけの一つです。

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▲当時の卒制展の設営の様子
(トップ画像は1年下の後輩たちの展示の様子です。)

現実の展示じゃないけれど、作品を見られる機会を失わないでほしい

そんな思い出もあり、現実の展示はできなくなってしまった方にも見られるチャンスを失ってほしくないな。と感じ
うっかり「卒展できなかった子たちになにかできないかなー」と会社のslackでつぶやいたところ
多くのメンバーが協力してくれて、お題募集に至りました。noteの会社はすごいな。と手前味噌ながらに思います。

卒業制作展示の中止になってしまった皆さんもそうじゃない方も
インターネットやnoteの力をつかって多くの人に作品を見られてほしいです。

文章を書くのが苦手な方は、作品の画像だけでも構いません。
 #わたしの卒業制作 をつけてnoteのお題に参加してみてください。

また、作品を見た方はスキを押したり、感想を作者に届けてあげてほしいです。(感想はなるべくあったかいやつで何卒!)

最後に

お題企画を開催するにあたって相談に乗ってくれた友達を始めとするみなさまと、なんにもわからない私に力を貸してくれたピースオブケイクのみなさんにとても感謝しています。

より多くの作品が多くの人の目にとまり、創作を続けるきっかけになることを祈っています。

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