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今日の行事食 「作り置きお正月ごはん」

新年あけましておめでとうございます。
今年の目標の一つは、行事食をいただくこと
大晦日の年越しそば、お正月に食べるおせちやお餅などにはそれぞれ意味があります。
昨年も実は同じ目標をおいていたものの、面倒くさくなって1/7の七草がゆで終わってしまいましたが、今年は毎月作っていきたいです。
1月1日といえばおせち料理。
新年から良いスタートを迎えるために、自分なりにおいしく食べられる簡単なおせちを作り、料理の意味について調べてみました。

年末にまとめて作り置き

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お正月は気分的にゆっくり過ごしたいもの。
長期休暇でゆっくり休めるので、元日に食べたいおせち料理の一部は年末のうちにまとめて作り置きしました。
料理は1人分作ろうが2人分作ろうが買い物や片付けの時間に差はないですし、料理の時間もちょっと延びるだけ。
作るまでは重い腰が上がらない私ですが、作ったときの達成感や安心感を知ると頑張れます。

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筑前煮は何度か作ったことがあるのですが、里芋入りの筑前煮は初めて。
里芋っておいしいのですが、あの毛むくじゃらの皮をどうしたらいいのか分からなくて…。
一度里芋入りの筑前煮を作ってしまうと、もう里芋なしの筑前煮なんて考えられません。
ねっとりとした独特の食感がおいしくてたまらない。
野菜をたくさん使うので下処理がやや手間ですが、お正月ぐらいは気合を入れて作りたい一品です。
参考にしたレシピはこちら

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ぶりの照り焼きは調味料液につけて、照り照りに焼きました。
必要以上に焦げてしまうし、ぶりの照り焼きって簡単そうに見えてたけどちょっと難しいんだなぁ。
参考にしたレシピはこちら

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なますも千切りや塩もみがちょっと大変ですが、そんなにコツも必要なく誰でも美味しく作ることができます。
濃い目の味付けのおかずだけではなく、さっぱりしたものも箸休めに欲しいですね。
参考にしたレシピはこちら

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こちらは年末の間にすべて食べてしまいましたが、無農薬の野菜セットを購入したら、赤水菜・じゃがいも・赤菊芋が入っていたので、いも類を丸ごと茹でて醤油ツナマヨであえてポテトサラダに。
特に参考にしたレシピはなく、適当に作りました。

お正月ワンプレートの完成

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さぁ元日です。
作り置きのおかずに卵焼きと彩りのいんげん、しし唐も加えてワンプレートの完成!
一品一品の由来を調べてまとめました。

いんげんの味噌マヨ添え

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筑前煮の彩りに絹さやを買おうと思ったものの、残念なことに近所の混雑したイオンで見つけることができず、店員に聞くのもなんだか面倒くさかったので代わりにいんげんを買いました。

本当は胡麻和えにしたかったけどすりごまが切れていたので味噌マヨに。
味噌もマヨネーズも良いものを買っているのでこのソースだけでもとても美味しい。

紅白なますは「平和の象徴」

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紅白なますとも呼ばれるように、紅白のお祝いの水引をイメージし、一家の平和を願う一品として食されます。
「なます」の意味・いわれ
紅白なますに使われている大根と人参は、土の中にまっすぐに伸びていく姿から、地に足をつけて家族が日々過ごせるようにと願う気持ちも込められています。
紅白なますの意味。そもそも「なます」ってなに?

紅白なますは赤と白で縁起がいいだけではなく、「地に足をつけて平和に過ごせますように」という意味が込められているようですね。
昨年は特に大事故や病気・大事件などはなかったので、今年も穏やかに過ごしたいものです。

大根には疲労回復効果や整腸作用もあるので、お正月のお祝いだけではなく、日頃の食事にも取り入れたいですね。
「その調理、9割の栄養捨ててます!」によれば、大根の重要成分であるジアスターゼは、加熱に大変弱く50~70度で働きを失ってしまうようです。
茹でてしまうと酵素もビタミンも消滅してしまうので、大根は生でいただきましょう

伊達巻は「知性の象徴」

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写真を見ていただければお分かりの通り、伊達巻ではなく卵焼きです。
伊達巻を買おうと思ったのですが、スーパーで試食したらあまり口に合わず、一人でまるまる1本食べきるのはきついと思い、色も見た目も似ている卵焼きにしました。
食事は縁起どうこうより、おいしく食べられることが一番です。

巻物のような形が当時の書物を連想させるので、「知性」の象徴として考えられ「学業が成就しますように」と願いを込めて食されます。
「伊達巻」の意味・いわれ

巻物のような形が書物を連想させるので、「知性」の象徴らしいですね。
これから試験勉強を頑張りたい、頭がよくなりたい私にぴったりの料理でした。
しかも、どちらも巻物みたいな形してるから卵焼きにして正解でしたね。

ぶりは「出世魚」

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体が大きく成長していくにつれて、「モジャコ」から「ワカシ(関東)・ワカナ(関西)」、「イナダ(関東)・ツバス(関西)」、「ワラサ(関東)・ハマチ(関西)」、そして最終的に「ブリ」へと名称が変化します。
日本人はその様を社会で出世していく人の姿に重ね合わせて「出世魚」と呼び、縁起がいいとしてきました。立身出世を願う人にはうれしい魚なのです。

おー、ぶりの照り焼きも美味しいだけではなく、私にぴったりの料理でした。
今の給料が雀の涙なので、早く出世したいです!
縁起のいいお魚の命をいただいて早速今日から頑張ろうと思いました。

筑前煮は運がつく料理

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それぞれ名前の中に「ん」がつく食材が使用されており、「運」がつく縁起の良いものと考えられています。家庭によって使用する食材が異なりますが、「だいこん」「れんこん」「こんにゃく」「にんじん」といったように「ん」がつく食材が多く使われています。「ん」はつきませんが、鶏肉が必ず入るのも筑前煮の特徴です。
「筑前煮」の意味・いわれ

筑前煮は全体的に「ん」がつく食材が多く使われていて、「運」がつく縁起のいい料理のようです。
知識や技術は努力次第ですが、運だけはどうしようもない要素です。
気持ちが大事なので、縁起のいい料理をしっかりいただいて運をつけていきます。

また、筑前煮は食材ごとにも意味があるようですね。

れんこん、ふき … 丸い穴が開いていることから、先を見通せるように
里芋 … 土の中で小芋をたくさんつける事から、子宝・子孫繁栄
ごぼう … 形や色が豊作のときに飛んでくると伝えられている黒い瑞鳥(たんちょう)を連想させる事から「豊作」を願って食べられた。
しいたけ … 亀に見立てて「長寿」の象徴。
にんじん … 梅型にくり抜いておめでたい「」を表す。
手綱こんにゃく … 手綱を締めるように心を引き締める、戦いに備えるという意味。そのほか、手綱の結び目から縁を結ぶという意味。
縁担ぎにもってこい!おせち料理の「お煮しめ」の意味や由来は?

なるほど、にんじんやこんにゃくは梅の形や手綱のような形にすることにも意味があったのですね(やってない!)。
来年からは飾り切りにも挑戦してみたいと思います…。

飛躍する1年にするためにおせちは欠かせない

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おせちのそれぞれのありがたい意味を知ることで、改めて作って良かったと感じました。
カレーライス、ラーメン、ハンバーグなど世の中に美味しいものは数あれど、新年を迎える日に食べたいものは縁起のいい食事をいただいて、今年を楽しく過ごしたいです。

365日後にはどんな新しい体験をして、どんな人と過ごして、どのくらい成長できるでしょうか。
おせちからいただいたパワーで今年1年も全力で走りきります。

最後まで読んでくださるなんて! うれしい~ありがとうございます! これからも思考まるだしの文章を書いていきます(^o^) コメントあればお気軽にどうぞ~♪