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【翻訳】中医アンチからファンへ。コンテナ病院の物語が中医の自信を伝える。

 1/17午前、河南省の政協会議開幕式が行われました。開幕式前には十名の協委員が委員チャンネルを通じ記者の質問に回答しました。河南省政協委員で河南省中医院副院長である郭福増は、自身が武漢抗疫最前線にいた際、ある三人家族に出会ったといいます。そのうちの息子について、アンチ中医から中医ファンに変わったというエピソードを語りました。

 2020年初め、新型コロナウイルスが突如到来しました。郭福増は武漢最前線に急遽赴いた医師の1人として、この偉大なる抗疫戦争を目の当たりにしました。 特効薬がないといいう状況の元、中医薬は全方面から参加し、「中西結合(中医学と西洋学の略語)、併用」がこの抗疫のひとつの大きな特徴でした。

 「ここにふたつのデータがあります。ひとつは私たち河南省1273件の現地で確診したケース中、1262件中医薬を応用しました。使用率は99.14%です。もうひとつは武漢の江夏コンテナ病院で収容した564件の新型コロナウイルス感染患者の全員に中医薬中心の治療を行い、一例の重症患者も出さず、死亡例もありませんでした」

 ここまで語ると、郭福増はもうひとつ体験したエピソードを付け加えました。

 「江夏コンテナ病院に、こんな3人の患者がいましたー。2人の60過ぎの夫婦と、30歳の息子で、どなたも新型コロナウイルスに感染していました。母親は脾胃が悪く、焦燥感があり、胃痛と不眠もあって、状態は非常に悪かったんです」

 郭福増と同僚は弁証にもとづく処方・・・脾胃を整えると同時に、耳ツボ治療を合わせて心理疎通・・・を行いました。2日後、胃痛は解消し、不眠も徐々に改善に向かいました。

 「一方で息子さんはアンチ中医で、中医を信じておらず、中医薬を服用をしたがりませんでした。とくに母親のことがあって、徐々に中医の治療を受け入れ始め、ついには三人揃って退院となりました。3人は中医ファンになったんです」

 「事実が示す通り、中医薬の抗疫は、ひとつに使える薬があります。ふたつに確かな効果がある。みっつに総合療法は病状回復を加速させるということです」

 郭福増は「中医薬の発展と市民の中医薬利用に対する需要にはなお隔たりがある」と忌憚なくいいます。

 中医事業の生命力を光り輝かせるために、三つの提言があるといいます。

 「ひとつめは子弟伝承の円滑な運用の基礎の元、イノベーションのエネルギーを保ち続けること。多くの財政を投入し、イノベーションに活路を見出す姿勢をサポートすること、それによってこそ、中医発展のボトルネックを突破することができます。

 ふたつめは子弟伝承の円滑な運用の基礎の元、時流に乗り続けること。現代科学技術を中医に関するサービスに用いて、中医薬の革新的競争力を高め発展すること、これが治療効果と科学研究の産出につながるのです。

 みっつめは中医薬規則がつくりだす政策環境を遵守し、中医師育成教育機関を増やすことです。育成者養成を促進し、医療保険の仕組みを中医薬をより選択しやくするよう特化させるのです。よりよい市民の健康向上、健康の中心となるサービスのために」

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