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卒業間近

こんばんは、こねこです。
皆さん、いかがお過ごしでしょうか。
私は元気にやっております。

さて、表題にある通り。
こねこ、四年通った大学をついに今月卒業します。

十代から二十代という大きな転換点を同じ学舎で迎えたわけですが。
入学当初と比べると変わったような、変わっていないような。
垢抜けたような、垢抜けていないような。

十代から格好やメイクが変わったとは思っていませんでしたが、実際写真を見返してみると当時の私はとてつもなくおぼこい笑笑
昔はこれでいいと思っていたわけですから、恥ずかしいですねえ。
きっと今の私を十年後に見返したら恥ずかしがっているはずです。
人生、きっとそんなものですね。

「大学が一番楽しいよ」と両親に言われて育ち、何がそんなに楽しいんだろうかと思いながら入学しましたが、いざ振り返ると本当に大学が一番楽しかったです。中学生みたいな感想文で申し訳ないですが、心底そう思います。

私はずっと周囲の人に「変わっている」「一人だけ毛並みが違う」と言われ続け、自分でも多少周囲とのズレを感じていました。
どこへ行っても私の仲間はいないのかな。
思春期はそんな寂しさを抱え、大勢に囲まれていてもどこか孤独でした。
しかし。
母に「あなたの雰囲気、この大学と合ってるからちょっと見てきたら?」と言われて行った大学のイベントで、ドンピシャり。
入構した瞬間に、私はこの大学に通うという強い確信を抱きました。
今思えば、ただの根拠のない自信です。
ただ、実際に夢が叶った今思うのは、その自信こそが当時の私を支えていた願いだったんだなと。

私の大学の人々は私の母が言った通り、私に凄く似ていて、誰と話してもすぐ仲良くなれました。
数秒前に出会ったばかりだったとしても、旧知の仲だったような不思議な感覚になります。
皆どこかズレていて、純粋に良い人で、頭がいい。
優秀、または有能な友人たちを誇らしく思いますし、大好きです。
こんなに素敵な学友に囲まれて三年(最後の一年はコロナのために一緒に過ごせなかったので)過ごせただけでも恩の字です。

今の大学に入学できて、本当によかったです。
これから社会人になりますが、今後もお付き合いが続きますように、と切に願います。

大学に通われていた方は、大学時代をどう考えていらっしゃいますか。
現在の五十代以上は「大学は人生の夏休み」と私たち世代によく仰いますが、私はそうは思いません。
大学は人生のオアシス。
それが私の答えです。
大学時代にいつまでも縋る、というわけではありません。
辛くなった時に懐古すればいつでも安らぎを与えてくれる思い出が詰まった場所。それが大学。そういう意味です。

こんな風に思えるって本当に果報者ですね。
就職先でもこういう風に思えるといいなと思っています。

私と共に卒業される皆さん、おめでとうございます!
これから新しい道を楽しみながら進んでいきましょう。

それでは、また。

気負うことない、空気のような場所であってほしい。 記事に共感していただけたら、 サポートしていただけると幸いです。