見出し画像

オリンパスカレッジでカメラの基礎を習ってきた

オリンパスのOM-D EM-5 MarkIIを購入して約1年が経過しました。お知り合いのオリンパスユーザーさんよりおすすめいただいて気になっていた、オリンパスの写真講座「オリンパスカレッジ」を受けてきました。

この「やりたいこと100」にも「100. 写真講座に行く」と挙げていて、「そういえばオリンパスカレッジ受けてみようかな」と思い立った時にすぐ行動することができました。

オリンパスカレッジの初心者向け講座には、主に基礎講座のStep1、Step2、Step3とがあって、別の機会に、絞りやらシャッター速度やらを学ぶ機会のあった私は、「簡単すぎたらどうしようかな…」と思いながらも、このStep1〜3が一日で受講できる「基礎講座Step1・2・3 ~短期集中ワンデーコンプリート~」に参加しました。

各Stepを別個に受けた場合との違いは、講義で扱う内容や受講時間が若干コンパクトになっているのと、受講料も個別で受けるより安いです。講義で扱わなかった内容は配布資料の付録として記載しているのですが、たしかに重要度の高い内容を優先的に扱っているなと思いました。

受講対象者は、オリンパスのOM-DシリーズやPENシリーズを使っている人。講義の最初に「自分のカメラの機種名を知ろう!」という内容があり、「オッ、これはレベル感が簡単すぎるかな…?」と思っていたら、早々に自分が知らなかった機能(AFの設定など)の解説があり、来てよかったと思いました。

これまで講座を受けたり、自分で調べたりしたカメラの使い方情報との違いは、オリンパスのカメラに沿った教え方をしていること。講座の流れとしても、撮影する上での必要なボタンやコントロールパネルの各設定項目を教えたうえで、その後、絞りやシャッター速度などのカメラ一般の内容、そしてレンズや構図などのうまく撮るための内容、といった流れで進んでいきました。カメラの使い方などは「説明書を読めばいいじゃん」とも言えるかもしれませんが、とりあえず今までの、カメラにどんなことができるのかの(限定的な)知識でもって、今のオリンパスのカメラをガチャガチャと触ってみて、そしてさらにやりたいことが出てきた時に、Webで検索するか説明書を読む、といった感じで使ってきたので、講座を受けて初めて「こんなにも知らない機能があるんだ」と思うに至りました。

自分がすでに知っている内容と、新たに知る内容、そして絞り、シャッター速度、ISO感度の関係性など、これまでなんとなく理解していたことも、新たに整理されました。カメラにおける「段」という概念を初めて聞いたのですが、例えば、今後別の講座を受けた時に、カメラの先生がフィードバックをする際に「2/3段開いたほうがいいね」といったことを言われるそうで、知ってたらマニアックでかっこよさそう!なんて思っていました(実際には基礎の基礎だと思いますが)。

講座で撮った写真のひとつです。ボケの練習。

そして、決して上手ではないのですが、お昼にフーターズに行って写真の練習をしていました。お姉さんの美しさが最大限発揮できなくて悔しい。人物撮るの難しい。。。

この講座、とてもよかったなと思うのですが、その一因として、オリンパスのデジタル一眼カメラのラインナップが絞られていることにあるのではと思いました。オリンパスは、デジタル一眼としては、ミラーレスのOM-DとPENシリーズしか出していないので、「基礎講座」と銘打っても、自社で出しているカメラの全ユーザーさんが対象になる。なのでオリンパスにカメラに依存する細かい使い方部分と、カメラ一般の基本的な内容を両方紹介することができるし、参加のハードルも低い。

他のカメラメーカーは一方、(これはただの偏見かもしれませんが)カメラのラインナップが広すぎて、機種ごとにできることが違いすぎるのではないかと想像しました。すると、オリンパスのような基礎講座を実現するには、所持しているカメラのシリーズ別の講座が必要になり、するとなんとなくグレードが分かれるような、いいカメラを持っている人が逆に基礎講座に参加しづらくなってしまうような、そんな懸念を抱くんじゃないかなと思いました。私自身は、ニコンのデジタル一眼と、各メーカーのコンデジを使っていただけなので、全く見当違いな仮説かもしれないですが。

カメラを買ったばかりな人から、私のようにだらだらとカメラは持ち続けているけど一向にうまくならないような人まで、幅広いニーズを吸収する講座でした。オリンパスユーザーさんにはおすすめです。

お読みいただきありがとうございました! よかったらブログものぞいてみてください😊 https://kondoyuko.hatenablog.com/