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オートミールは加熱するとすごい

「なんだこれ、お粥じゃん」

初めてオートミール粥を食べた私は驚愕しました。

オートミールに水と出汁(私が使ったのは白だし)を入れて、レンジでチン。見た目は茶色でぐじゅぐじゅしているけれど、味はまさに、フリーズドライのお粥でした。

米と麦、同じ穀物とはいえ明らかに出自が違うものなのに。ここまで似てしまうとは。オートミールのことをすでに知り、活用している方にはいまさらの話でしょうが、私は本当に驚いたのです。これは食事に使う人がいるわ、と。

かつて、私がどのようにオートミールを使っていたかと言うと、プロテインシェイクに混ぜて食物繊維の摂取に使うというものでした。特に加熱はせず、そのまま液体に吸わせて柔らかくなったものを飲むのですが、単にシェイカーに入れてフリフリしただけでは、ちょっとしんなりするぐらい。「タンパク質と食物繊維を取る」という機能面での組み合わせでしかなく、ディストピア感満載でした。

なので次第に「オートミール入れてる分カロリー取ってるな」と思い、やめてしまいました。

という感じで、あまりオートミールにはポジティブな思い出はなかったのですが、小麦でアナフィラキシーが起こったこともあり、「オートミールを使って」お菓子が作れないか? とYouTubeで探した動画がこちらです。

オートミールはオーツ麦が原料なので、グルテンが含まれておらず、私のようなアレルギーの原因物質をできるだけ取らないようにしたいニーズにはぴったりでした(製造過程で微量の小麦が含まれている可能性があるので要注意。私は多少は取っても大丈夫なはず)。

もともとは糖質オフや低GI値、食物繊維の多さを期待して取り入れていたはずなのに、さらに、ゆるグルテンフリーな生活のニーズも満たしてくれるなんてすごい食品だなと思います。

オートミールクッキーを作ってみて、これ単体では素朴な味だなという感想でしたが、素焼きのミックスナッツを加えると、クリスピーでめちゃくちゃ美味しくて驚きました。くるみだけだと歯ごたえがちょっと物足りなかったです。クリスピー感が出せればいいのなら、「煎り大豆でもいいのでは?」と思ったのでやってみたいです。

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さて、オートミールに味をしめた私は、他のレシピも作ってみたくなりました。そこで思い出したのは、湊川あいさんの『在宅ワーカーのためのオートミールレシピ』です。

お粥から餃子風、ハンバーグ、お好み焼きなどのレシピがあり、一番簡単そうだったオートミール粥を作ってみました。そして食べてみたのが冒頭の感想です。

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最初、「お好み焼きなんて信じられない!」と思っていたのですが、水分を加えて加熱するだけでこんなにふわふわになるなら、お好み焼きにもなれそうだな、なんて思うのです。

お粥のレシピは、使用しているオートミールのパッケージにも記載していました。人間、目にはしていても、興味を持っていないと、真の意味で見えていないんですね……。

今では、毎日のようにオートミールクッキーを作り、さらに主食やおやつ代わりにオートミール粥を複数杯いただいています。食べすぎ…!?

アナフィラキシーを避けつつ、ダイエットも、健康も、ハイパフォーマンスな体も目指したい私のために、オートミールは強力な助けになってくれそうだなと思います。

お読みいただきありがとうございました! よかったらブログものぞいてみてください😊 https://kondoyuko.hatenablog.com/