見出し画像

「AIによる自動文章作成でライターの仕事がなくなる時代」に生き残るためのノウハウを伝授

「ライター」という職種は、近い将来なくなることが予想されます。

「AIによる文章の自動作成」の技術は日々進展しており、安い単価で仕事を請け負うライターのレベルの文章はそれに駆逐されていくでしょう。

それでは、文章の作成に人間が一切関与しなくなるのか。今日は「そうではない」そして「逆にAIを活用することで、より精度の高い文章の作成が可能になる」という話をしたいと思います。

私は10年間、スピーチライターとして原稿を考える仕事をしてきました。

ライターがたった1つだけお手伝いできないこと、それは「決断」すなわち、「不可逆的(後戻りができない)」な判断を行うことです。そしてその「決断」を行うためには、その文章によって生じる結果を、リスクとリターンの両面から俯瞰的に検証することが必要になります。

それでは以下の文章をご覧になっていただきたいと思います。

画像1

この文章は「結婚式の主賓スピーチ」の一部になります。勤務先の社長が新婦に対する感謝の言葉をかける部分ですが、様々な判断が必要になります。

「心にもないお世辞を言っている」
「会場にいる人を証人にする形でお願いをされている」
「普段いっていることとやっていることが違う」

幸せな雰囲気を醸し出し、にこやかに笑っている新婦が実は心の中でこのように思っている。現実にあり得ることだと思います。

しかし、このように「複数の選択肢で選ぶ」文章であれば、様々な角度から「文章を発表することによって想定される影響」を検証することができます。

時には自分だけではなく複数の部下の目を通すことで、「失言」「言質(あの時言ったことと違うと後でツッコミを受ける)」といったマイナス要因を限りなくゼロに近づけることもできるのではないでしょうか。

この文章そのものは私が「パーツを組み上げる」形で作成したものですが、例えば、「一旦完成した文章の所々をハサミやカッターを使うように切り分け、複数の選択肢で選ぶ形で構成する」方法も可能になります。

この「『選択式』文章法」を成功させる上で重要なポイントは、「どのような選択を行っても、一環した筋が通っていて矛盾のない内容」にしなければならないということです。

文章全体のあちらこちらで「見識や判断にブレがある」という形になれば、文章を見たり聞いたりした人の不信を買うことになります。

ある程度選択の幅を持たせながらも、メッセージを発信する人自体の「内在的論理(佐藤優さんがよく使う表現、その人自身の一貫してぶれない見識)」との整合性が担保されているということが必要になります。まさしくこれは「AIで代替できない仕事」であり、将来的に「AIが自動作成した文章」をベースにしながら、「問題点をつぶし、磨き込んでいく」方法論となり得ると思います。

今まで私は、「文章そのもの」をクライアントに提供すること軸足を置きながら仕事をしてきましたが、これからは「文章の作り方」のノウハウそのものを提供することにシフトしていきたいと思います。

「AI全盛の時代になっても、文章作成のコンサル的なスタンスで生き残りたい」というライターの方。

「従業員を自分の専属のスピーチライターに教育したい」という経営者の方。

「秘書をスピーチライターに育成したい」という政治家の方。

「このノウハウをぜひ活用したい」と思われましたら、私、近藤圭太まで気軽にご連絡いただければ幸いです。

近藤の著書です。
「孫子の兵法」に学ぶスピーチ 空気に色を付け「見える化」する技術

「初回無料相談」並びに、「コンサルティングお見積り」のご連絡は
0120-03-4946(ゼロサン よく読む)
「スピーチライター近藤圭太事務所」まで

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?