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実戦で使えるTableau機能【後編】

実戦で使えるTableau機能、前編では「セットの作成」と「セットの結合」という機能で「異なる条件を持つ2つのデータを1つのグラフで可視化する」方法を紹介しました。

後編では、「前年と今年の売上を1つのグラフで表す」機能を紹介していこうと思います。

「前年と今年の売上を1つのグラフで表す」機能

「前年と今年の売上を比較したグラフ」というのは、多くの人が一度は目にしたことがあるのではないでしょうか。

Tableauでは、「前年と今年の売上比較」を表す方法はいくつかありますが、今回はその中でもシンプルな「リファレンスライン」という機能を使う方法を紹介します。

具体例として、「2015年と2016年のカテゴリごとの売上を比較する」グラフを作ります。はじめに、以下のように2016年の売上を「行」または「列」、2015年の売上を「マーク」の「詳細」にドロップします。

これで、2016年のカテゴリごとの売上を表すことができました。

「リファレンスライン」機能でグラフをつくる

残る2015年のカテゴリごとの売上を、「リファレンスライン」機能で表します。アナリティクスから「リファレンスライン」を表にドロップすると、リファレンスラインの編集画面が表示されます。

「値」で2015年の売上を選択し(「詳細」に値を入れたので選択することができます)、任意の書式設定を設定すると…。

以下のように、グレーで2015年の売上を表すことができ、売上を比較することができました。

このように、「リファレンスライン」という機能では、「前年と今年の売上を1つのグラフで表す」ことを簡単に実現することができます。

売上の比較だけでなく、例えば目標と実績の比較などにも使うことができますので、よければ試してみてください。

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