【白味噌の魅力が詰まった】ホタルイカと極楽ネギのぬた
「ぬた」とは酢味噌和えのこと。ホタルイカと太目のネギですこし食べ応えのあるぬたを作りました。「酢味噌和え」を美味しくつくるためのコツがあります。酢味噌和えが美味しく作れると、春の和えものがいろいろ作りたくなりますよ!
ぬた、という言葉を初めて知ったのは、
20年前、中目黒にある、とあるお蕎麦屋さんで「ネギぬた」なるものをいただいたときのこと。
お蕎麦屋さんにありがちな通し営業のお店で、
15時頃の空いているときに行き、ビールにおつまみで軽く喉を潤し、小腹を満たしてからお蕎麦を
楽しむという、蕎麦好きの至福の時間をそのお店でも時々楽しみます。
雰囲気もよく、おつまみもお蕎麦も美味しいので、友人知人連れていくと全員がすっかり気に入ってしまうお店。
中でもネギぬたが絶品で、ご主人が気に入った
ネギが手に入らないとその日は提供されず、
またあってもお昼でなくなってしまうことがほとんどなので夕方あればラッキーなのです。
器ごとよく冷えた極上ネギだけのネギぬた。
魚介など入れない潔さ。ネギぬたという江戸っぽい響き。
初めていただいたときは、その繊細でありながら粋な一品ににんまりとしてしまいました。
それ以来、自分でもわけぎのぬたなど、ネギぬたをよく作るようになりましたが、今回はホタルイカと極楽ネギの組み合わせでボリュームのあるぬたです。
◆材料
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