とあるほのぼの都民の自己優先な一日

　本日読書日和なり、午前終わり間際に目を覚ましてそこから何をしていたのか記憶が定かではない、多分ボーっとしてだのだろう。
菓子など食らい、おにぎりをにぎり、パンにピーナッツバターを塗り持参して近所の図書館へ向かう。

そういえば鏡を前にして肥えたなと思った事をふと思い出した。パンと米ばかり食ってたまにいいもん食いたいと暴発してマーケットのおつとめ惣菜食うぐらいしか脳も財テクもないので当然だろう。ならば一層食わず我慢してたまにいいもん食えばいいのにと理論的には思うがそれが出来れば金でこんな悩むこともないだろう。
とかく金が底をついてしまい。こういうときこそいかに金を遣わず有意義な時間を過ごすかが試される。しかし私のこの人生青春時代から金にゆとりあった事がほぼなく、そればかりだったので大した事はない。
ただ一つ問題は他人と過ごすとなった時いかにそれを感じさせないかという事は重要であり、その点を考慮、またなんとか天候にも恵まれたので道中も散歩と銘打ってこれは近所の大きめの図書館へ行こうという選択になったのだ。

大きめの図書館なので小ちゃいながらカフェスペースがあり私は持参のアイスティとおにぎりで腹ごしらえをする。

適当に検索機を駆使して本を見繕い、読む、スピードが頗る遅い私はゆったり読書、結構家族連れなどもいて真っ直ぐ文化的だと受け止めて良いのかそれとも不景気で金がないのかどうなのかと思ったりもする。それを言い訳に貧乏人は麦飯持って図書館へ行けばいいのだという学のない度胸と悪運で成金になった奴がいれば是非転覆して欲しい。

少ない時間ではあったが大事な時間を過ごせたような気がする。
そういえば今朝も寝起きに寝惚けた頭で引っ越してから通勤時間がどれくらい伸びたのかを計算していた事を思い出す。その分電車の中でいかにそれを有効に変えることが出来るかを考えながら小沢健二さんの曲をひたすらに聴いていたのだった。

ずっと読みたかったのだが金なく買えていなかった文藝春秋を発見、これは争奪戦で読めないだろうと思っていたのでラッキー、現職小池都知事の学歴詐称疑惑の記事、結局は途中までで時間が来てしまったのだが、めちゃくちゃ面白い、いや面白いと手放しで言っていいのかと思うのだが、中でもFacebookでカイロ大学卒業しとるっちゅうてるやろうと警告ともとれる投稿一つでマスコミがアッサリ退いてしまい鎮静化した事に告白した元側近の人が言ったのだろうか、苦言を呈していた一二行が印象的だった。
そしてまたその後サラッと圧勝してしまうというのも選挙ゲームにおいては印象操作という面が多大に影響するんだろうなと思ったと同時にこういう性質の人たちは一体選挙ゲームに勝って何をしたいんだろうかと思えてきた。
とはいえ、まだ後半も読めていないし、どこまでこの記事を味わっていいのかも中途半端なところでこれを打ってしまってはいる。ただこの何年かの女帝の表での振る舞いに繋がる興味深い記事で早く続きが読みたいものだ。

帰りにマーケット寄ってから冷麺とポテトチップス食うて一日終わり。

フルコース　デューン

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