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画集が発売されて

僕の初めての画集『ここは知らないけれど、知っている場所』。
11月30日発売となっていましたが、だいたい1週間ぐらいかけて書店さんやあるいはネット販売の方にも届いてきたようです。

店頭に並んでいる姿や、手にとってくださった方の声を聴くと本当にジーンと感動します。

今回の画集、めちゃくちゃ凝ったつくりになっています。デザインも印刷も製本も。それをかなり価格設定を低くてもらっています。だから今回は初回限定1500部での特装版という感じです。もしこの後増刷するとしたら価格をあげるか、あるいはペーパーバックなどに形を変えるしかないかな。

それにしても今回、印刷の技術にはびっくりしました。お客様も口を揃えて色の美しさに驚いてくれます。僕も驚いています。これはサンエムカラーさんという日本のトップの技術を持つ印刷屋さんが本当にめちゃくちゃ頑張ってくれたのです。

そしてこの「まるで絵画のように家に飾れる画集」というコンセプトで素晴らしいデザインをしてくれたのは坂川朱音さん。今回の額装のようなデザインを初め彼女の素晴らしいアイディアが画集の隅々まで行き渡っています。彼女は徹底的に考えてくれるんです。本の隅々まで神経が行き届いたデザインをしてくださって心から感謝です。

そして製本をしてくれたのは篠原加工さん、箔押し加工してくれたのはコスモテックさん、型抜き加工をしてくれたのは東北紙業社さん。かなりの部分を手作業をするしかないこのような丁寧な丁寧な本造りをしていただいたのは感動でした。ほんの1ミリのズレも許されないような製本や箔押しや型抜き。。。実際に画集の形に命を吹き込んでくださいました。

そして何より月とコンパスの西山さん。僕のようなまだ本を出したことない者の画集を作ってくださり、丁寧に丁寧に編集をしてくださり、方向性を考えてくださり、こうして画集を出版してくれました。一人出版社というのは気が遠くなるほど出版するにあたって事務作業や対人作業があると思うのですがそれを根気強くしてくださいました。彼女は元々編集者だったので苦手の作業もたくさんあったと思うのですがものすごい頑張りで画集を出してくれた。それに応えたくて一生懸命絵を描いたし、この後は多くの人の手元に届くように頑張ろうと思います。

こうして生まれた画集なのでそれを取り扱ってくれる書店さん、雑貨屋さん、服屋さんなどには有り難さしか感じないです。僕の画集を誰かに出会わせてくれる場所を作ってくれたことにお礼申し上げます。

そして最大の感謝は何よりもこの文章を読んでくださっている皆さまです。
古くから僕を知っている方、最近僕を知ってくださった方。
皆様が僕の活動を応援してくれから僕の画集は生まれたのだし、この後活動を続けていけると思うのです。

それを思うと言葉が見つからないほど感謝しています。
そしてもっといい絵を描いていこうと思う最大の原動力になります。

みなさん、ありがとうね。


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サポート本当にありがとうございます。サポートしていただいた分は絵の製作の助けとさせてもらい、よりよい製作に励みますね。