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原因不明の痛みについて違う視点で考える。

こんにちは。近藤政隆です。

早いものでもうすぐ10月季節の変わり目です。肩や腰に不安のあるサーファーの人は少し痛みの症状が出てくる方もいるかもしれません。だって人間も動物です。季節の変化に細胞が反応するのが自然です。

ただ、肩や腰の慢性的なコリみたいなだるさ、、整形外科などに行っても原因不明でどうしたら良いか分からない痛み、、嫌になりますよね、、

鍼灸治療をしていても患者さんは「ここが痛い」と、指で教えてくれたりします。「痛いところ=悪いところ」と感じていてそこに鍼をすれば良くなると考えている方も多いです。まぁそれで良くなるケース(局所治療と言います。)もありますが、なかなか思うようにいかない場合もあります。

痛みってなんだろう?

腰が痛いとします。特にヘルニアなどの整形外科的な診断はありません。腎臓などの内科的疾患からでもないです。でも、痛いんです。

そうなると単純な血流不足からくるものか?筋膜的なものなのか?骨盤後傾位による姿勢不良なのか?多裂筋や腸腰筋の出力不足なのか?足首からくる股関節の連動不足からくるものなのか?大臀筋やハムストリングスの柔軟性不足なのか?腹横筋と腹斜筋の共同運動不足なのか?胸椎の可動域不足なのか?心因性?

あわあわ、、施術家スイッチが入ってしまいました、、痛みの科学的なメカニズムなどから考えると沢山あります、、

でも、これらは私たち専門家が考える事です。

では、一般の方はこの嫌な原因不明の痛みをどう受け止めれば良いのか。。よくお客さんや患者さんにも聞かれます。

痛みをどう考えたら良いか?

そこで提案です。

痛いところ=頑張りすぎているところ

こう考えるようにすることをおすすめします。

腰さんという人間のお話し

腰を1人の人間だと思ってみてください。腰さんは毎日雇い主にこんな扱いを受けています。そこで何時間も動くな!じっとしていろ!と、言われている。絶対無理な荷物を1人で上げろと言われ、近所の筋肉さんも協力してくれない、、ろくな食事も与えられないし、水分ももらえない、、完全なパワハラですね!書いていて涙が出てきました、、

と、腰を人間で考えてみました。本当に奴隷みたいですね、、でも実際に痛みのある腰で起こっている事かもしれません。

原因不明の痛みがあるところは、頑張りすぎていて痛みというギブアップのサインを出しているのかもしれません。そう考えると直接いたわってあげるのか?もっと周りの筋肉たちが協力してくれるようにトレーニング的アプローチをしてあげるのか?やることはシンプルになります。あとは専門家に任せましょう!!

ちょっと違った視点で痛みを考えてみました。

こうやって考えると痛みのある場所はかわいそうだなと思いますね、、

そう感じた方は謝罪と感謝の念を持って患部をすりすりといたわってあげてくださいね。


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