見出し画像

30歳までに転職を5回した男がたどり着いた場所 <1社目>

こんにちは。レザーリュックのことで頭がいっぱいだった、さらべです。
ファッションの小物は、つい後回しにしていました。
そこで2022年は、小物を一新してます!
後日、私ひらべが迷いに迷った末にたどり着いたレザーリュックについて、記事を書きたいと思います!

前回の記事はこちら



はじめに

就職活動で、本命の靴業界に内定を頂きました。
しかし、入社前研修で自分が思い描いていた世界とかけ離れていて、内定辞退。
就職活動を再開するも、新卒の2次募集を行なっているところはほとんど無く。
運送業へ就職することに。

Fラン大学 経済学部卒業
資格は、簿記3級と中型自動車免許

社会人1年目で感じたことを書いていきます。

地獄の2泊3日 泊まり込み研修

入社してすぐ、泊まり込みの研修がありました。

学生気分を捨てる
社会人としてのマナー研修
業界のこと、自社のことを勉強


この研修の目的はなんだったのか?
研修が始まる前に、説明があったのかもしれませんが、全く記憶にありません。

3日間
ひたすら叫んで声を枯らして合格をもらいました。
この研修で得たものは、

大きい声を出すスキル!!笑


叫びながらの早朝ラジオ体操1時間以上。
営業ロープレも叫びながらやる。
ただ叫ぶだけではダメ!気迫を込める。


こんなことを朝から晩まで3日間もやってたら、身につくスキルですね。

研修を終えて、配属先にて独り立ちに向けてがむしゃらに働きました。

トラブルに追われる日々


独り立ちをして仕事を進めていく中で、毎日トラブルばかり。

荷物が

・遅延
・破損
・紛失

運送業あるあるです。

入社前の仕事イメージとしては

精神的には気楽。運転してる間は1人だから気楽。
辛いのは体力面。


実際働いてみると、体力面より精神面での疲労がとても大きかったです。

常に時間に追われる焦り。
事故を起こしたら給料がとんでもなく下がる、というプレッシャー。


社内では、お互いを助け合う文化などなく、他の人が忙しくしててもシカト。
だから、先輩たちに助けを求めることができませんでした。


毎日仕事が終わると、精神的疲労からぐったりしてました。


私はプレッシャーに弱い。

だからプレッシャーを少しでも薄める方法を探しました。

業務を円滑に回せるように、出社時間を早めて、準備&イメトレ
調べごとの回数を減らし、その日調べたことを暗記するよう努力


効果はあったし、仕事にも少しずつ慣れてきたからか、少し余裕は出てきました。
けれど、まだ時間が足りない。

焦ってミスをして、自分だけで解決できない。
けど、先輩に聞くのも迷惑をかけてしまうから嫌だ。
そんなことになるくらいなら、

休憩時間なんていらない。

そう考えるようになりました。


休憩は取らない方がラク?


お腹は空く。
少しだけでも休みたい。

そう思うけど、10分でも時間が無くなると、急がなきゃ!と焦る。
それで事故したら?
それで仕事ミスしたら?
それなら落ち着いて仕事をしたい。

常にチンタラ仕事をしたい、という考えではありません。
時間を生み出すために、走ってました。
以前のように、
プレッシャーに押しつぶされそうで走り回る
ではなく、
自発的に走る
というイメージですかね。


休憩を取っていないことに対して、誰からも何も言われませんでした。
なので、このやり方をしばらく続けていました。


ある日
午前中最後の仕事を片付けよう、と私の持ち場に行くと、荷物がなくなっていました。
そして処理完了の伝票だけが置いてありました。
こんなことしてくれたのは一体誰?
1人だけ思い当たる人が。
私の前任者の40代大先輩。

お礼を言おうと探してたら、会社の裏でばったり。
「ゆっくりご飯食べてきな。休むことも仕事だよ。」

すごい嬉しかったです。

この言葉は、今でも大事にしてることです。
この後、似たような仕事をすることになるのですが、その際、後輩にもこう指導しました。

休むことも仕事

私なりの解釈として、

・休憩を取らないと、午後の仕事処理能力が回復しないまま。非効率かつミスも起こりやすい。
・休憩を取らない日々が続くと、もっと非効率な仕事ぶりになる。もっと大きなミスをする。疲れが溜まって体調を崩す。
・体調を崩して欠勤すると、結果先輩たちに迷惑がかかる。自分も給料が減り、生活に支障が出る。


休むとその分の時間がもったいないと感じてしまう。
休憩取らずにそのまま働いた方がラクなのでは?
一瞬でみたら、確かに休憩は取らない方が仕事は早く終わる。
それは、止まることなく仕事を処理し続けているから。

だけど、休憩を取らないというのは
処理速度が低下し続けている状態でフル稼働してるだけ。


・朝が100の処理能力だとしたら、回復することなくその日が終了するまで下がっていく。
つまり、
朝100で仕事スタート→午後50 休憩取らず+0=50→夕方20

・お昼に少しだけでもご飯を食べたり、10分仮眠を取ると
朝100で仕事スタート→午後50 少し休憩して+20=70→夕方40

休憩を取ってる時間で、仕事処理に差はついてしまうけど、処理能力が回復した状態で午後の仕事に取り組むと、最終的には逆転できる。


その後、私からヘルプをお願いしたわけではないのに、何度も助けてくれました。
何度も申し訳ない、と思いもっと効率よく仕事を回す方法を考えました。
私なりに色々と工夫して、繁忙期でも休憩を取って1人で仕事を回せるようになりました。


1年で退職


退職理由は

嫌なお客さんが急に増え、対応が疲れた。
営業ノルマを達成できないプレッシャー。
事故を1回でも起こすと、どんな大ベテランでも、新卒の給料まで下がる。


はい。甘々ですね。
一言で言えば

逃げの退職

3つ目の理由は、お世話になってた先輩が、事故を起こして実際にあった話です。
妻子持ちだし、なによりすごい稼いでたのに一気に額面20万くらいは怖すぎる。

次に何をしようか考えていた時、資格学校の資料が目につきました。

公務員試験

独学で1年勉強すればいけそう!
相変わらずの謎の自信。笑

安定

という言葉に惹かれました。

・仕事を真面目にしていれば、給料が上がる。
・毎日ハラハラしなくて済みそう。


そのような理由から目指すことに。

この仕事で得たこと

休むのも仕事
少しだけでも休憩を取ることで、想像以上にリフレッシュできる。それが仕事の効率化にも繋がる。

謝るのも仕事
ミスを起こさないようにするには?も大事だけど、ミスが起きたらどうする?を考える。お客さんとの信頼関係を築いていくことは大切。

仕事は正確性もだけど、スピードも大事
早い、は素晴らしいサービスの1つ。

続きはこちら


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?