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自助・共助・公助と言いづらくなったぞ

「自助・共助・公助」のフレーズが、今月2日の菅義偉官房長官の会見以来話題になっている。もともとは災害時の対処をうたったものだが、様々な場面に転用されている。
防災以外の意味に使うにしても、三つの助を合わせてやっていきましょうとの意図だと私は解釈している。※写真は、菅氏ブログから

確証バイアスを煽った菅氏

これが、公助を担当する「政府」の頂点にいる人物の発言だと、誤解を招きやすい。
たとえ、自助・共助で上手くいかないことは公助でカバーしますから、支え合っていきましょうとの意図だったとしても、人々は自分の信じたい方に解釈する。というか、そう解釈した記事を読んでしまうし、似た解釈の人を寄せ付けてしまう。

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