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【教材動画】「日本の宗教と文化」(その1)

 コロナで一時大学の授業がすべてリモートになった時、急遽作成した動画です。 スキルも時間の余裕もなく、特に第1回はヘッドセットも入手することができず、パソコンの内臓マイクを使って録音しているため、音が悪いです。動画のクオリティについてはご寛恕ください。

第1回 はじめに(前半)

近代教育の問題点

第1回 はじめに(後半)

神仏分離

第2回 民俗学と日本の神(前半)

手がかりとしての民俗学
『常陸国風土記』のまつりの開始の記事

第2回 民俗学と日本の神(中)

日本人が「カミ」という言葉で呼んだもの
神と日本文化

第2回 民俗学と日本の神(後半)

神と日本文化

第3回 宗教と文芸・芸能(その1)(前半)

折口信夫の「唱導文芸」という捉え方
柳田国男と折口信夫の相違・対立点
折口信夫の和歌の発生についての議論

第3回 宗教と文芸・芸能(その1)(後半)

折口信夫の問題意識ーなぜ人はあの世を想定するか
柳田国男と折口信夫ーふたりの問題関心の違いと文化の二つのレベル

第4回 宗教と文芸・芸能(その2)(前半)

物語の源流としての「貴種流離」
物語=登場人物のなれのはてが過去を物語る、という形式

第4回 宗教と文芸・芸能(その2)(後半)

『竹取物語』を読む

第5回 仏教の伝来と定着(その1)(前半)

柳田国男と折口信夫の仏教への関心の違い

(その2)(その3)の内容

動画リンクが多いためか、ページが重くなってしまったので、分割します。(その2)(その3)は次のような内容です。

第5回 仏教の伝来と定着(その1)(後半)
・旅人への教え
・古代国家の形成と仏教

第6回 仏教の伝来と定着(その2)(前半)
・因果を見とおす仏の眼

第6回 仏教の伝来と定着(その2)(後半)
・旅をして自然のなかで修行する僧
・神まつりへの関与
・死者のまつりへの関与

第7回 仏教の伝来と定着(その3)(前半)
・平安仏教(最澄・空海)の果たした役割
・空海と密教、十住心
・最澄と天台、頓悟/漸悟

第7回 仏教の伝来と定着(その3)(後半)
・道元・親鸞の教えは「やさしい」か?
・道元の教え
・親鸞の教え
・往生・さとりのむつかしさ

第8回 神仏習合と芸道(その1)(前半)
・伝統仏教の性格と神仏習合
・芸道と神仏習合

第8回 神仏習合と芸道(その1)(後半)
・総合芸術としての能(能楽)
・能の成立まで
・世阿弥たちが直面したこと
・夢幻能のストーリーと体系的稽古論

第9回 神仏習合と芸道(その2)
・仏教モデルの芸道の学習法
・中世の学問
・中世の神道
・「日本は神の国」

第10回 新しい知のあり方:儒学・国学
・中国における儒学
・古代・中世における儒学
・中国における朱子学の登場とその影響
・日本人と儒学
・新しい知のあり方
・平田篤胤の思想と幕末におけるその流行

第11回 近代化とその問題点
・明治維新と近代化の促進

番外編 神と仏(まとめと補足)
・神仏分離ー何がおこったのか?
・神仏習合がおきるのは、仏教の性格そのものによる
・伝統的仏教理解と近代的理解の違い
・『古事記』『日本書紀』の神々の特殊性
・仏教伝来以前の神とそのまつり
・神のまつり・死者のまつりへの僧の関与
・中世の世界観
・神道の形成

番外編 キリスト教の伝来とその影響
・江戸時代にはいり、儒者による仏教批判
・キリスト教伝来まで:一向宗・法華宗の台頭
・キリスト教の伝来
・宣教師の仏教評
・中国におけるキリスト教布教とその影響

番外編 和辻倫理学を手がかりに
・初期の和辻哲郎: 『ニイチェ研究』 『古寺巡礼』 『日本古代文化』
・京都帝国大学での講義: 仏教倫理思想史・倫理学概論・国民道徳論
・和辻倫理学を越えて


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