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英語の勉強が続かない5つの理由と5つの解決方法

皆さんの中にも、せっかく英語の勉強を始めたのに、なかなか続かなかったり、飽きてしまったなどという経験はありませんでしょうか?

実は、英語の勉強が続かず、苦手意識を持っている方には、続かない5つの理由があります。

僕は今、商社で毎日英語を使い仕事をしています。
学生時代には、英語の家庭教師や添削講師で何人もの英語を勉強する方々を見てきました。同僚や友人、生徒を見て実際に僕が感じた実体験として書いていきます。

英語の勉強が続かない5つの理由

英語の勉強が続かない5つの理由を一つずつ見ていきます。続かない人は、全てに当てはまることはないにしても、どれかに当てはまるのではないでしょうか?

1. 目的がハッキリしていない

これが最重要です!
自分が今英語を勉強することにより、どのような目標を達成したいのか、どんな目的でやっているのか、ということをハッキリとさせなければ、ゴールのないマラソンと一緒です。練習の仕方やペース配分も分かりません。

僕が家庭教師で英語を教えていた時の生徒も英語に伸び悩んでいたので目的を聞いたところ、「いや、何となく必要だから。。」という回答。やはり目的が曖昧だと頑張る理由を見つけるのが難しくなってしまいます。

英語の勉強に限らず、他の勉強やスポーツ、趣味でも同様ですが、

1. なぜやるか(Why)→2. 何をやるか(What)→3. どうやるか(How)

この順番が最も重要です。

目的は本人次第、何でもOKです。正解はないので、自分自身に問いかけて見てください。例えば以下のような感じです。

次のテストで9割取りたい!
〇〇大学に受かりたい!
海外旅行で不自由なく話せるようになりたい!
ペラペラ話せる姿がとにかくカッコ良いのでそうなりたい!
英語を使って自由自在に仕事ができるビジネスマンになりたい!
モテたい!国際結婚したい!

僕自身は、ネイティブの発音の綺麗さ、ペラペラ話せることのカッコ良さに惚れ込み、英語に没頭するようになりました。

2. 上達している実感がない

やはり英語に限らず、上達している実感がなければモチベーションは下がってしまいますよね。それ自体は仕方ないことかと思います。

ただ、「英語はやればやるだけ必ず上達します!」

これは断言できます。私たちが日本語を使えるのは、小さい頃から日本語に触れてきたから。英語も触れれば触れるほど上達します。

ある日突然急激に英語力が上がることはありません。ただ努力を続けていれば、気付かないうちに英語力は上がっているものです。

テストの点数が1点上がった。
新しい単語を1つ覚えた。

これらも立派な「上達」です。

どんなに小さくても良いのでその「上達」「成長」に目を向けましょう。

3. 自分はセンスや能力がないと思い込んでいる

上で説明した通り、英語はやればやるだけ必ず上達します。センスや能力で決まるものではありません!

英語も、日本語と同じ言葉です!英語学習が裏切ることは絶対にありません。

自分をより英語のできる他人と比較してしまうと、劣等感を感じ、センスや能力がないと思い込んでしまうかもしれません。

ただ自分より英語ができる人なんて数え切れないくらいいますし、比べても自分の英語力は上がりません。他人は気にせず、過去の自分と比べて少しずつ成長していればそれだけでOKです!

4. 机に向かった勉強のみしている

勉強は大変です。机に向かい、参考書を読んだり、問題を解いたりすることが何の苦でもない人は少ないでしょう。

ただ、それだけが勉強ではありません。

洋楽を聞く/歌う。
洋画や海外ドラマを見て楽しむ。
移動中に英語のニュースを聞く。
実際に外国人と話してみる。

挙げればキリがありませんが、これらは全て英語の勉強になります。

海外ドラマにハマり、それが面白くて英語に没頭したというケースは非常に多くあります。肩の力を抜き、楽しみ半分くらいの感覚で英語に触れた方が、楽しく続けやすいかもしれません。

5. 息切れ

これもよくあるケースです。一時的にモチベーションが上がり猛勉強したものの、やり過ぎて燃え尽きてしまうパターンです。これは非常にもったいないですね。。。

英語はコツコツとした継続が全てです。1日4時間英語を勉強し、次にやるのが1週間後、とするよりも、1日30分を毎日継続した方が確実に英語力は上がっていきます。

少しずつでも良いので、毎日頑張りましょう!

英語の勉強を続けるための5つの方法

ここでは僕個人が感じている5つの効果的な方法や、周りを見て実際に続けることができている人の特徴を挙げていきます。どれかピンと来るものがあれば取り入れて見て下さい!

1. 目的をハッキリさせる

これは上で説明したので言うまでもありません。明確な目標/目的あってこその努力です。目的は人それぞれ。良し悪しはありませんのであくまで自分自身に問いかけてみて下さい。

その結果、どう考えても英語の勉強をする目的も意味もない、という結論が出た場合、英語の勉強をやめることも立派な選択肢の一つです。

2. 勉強を習慣化する仕組みを作る

勉強を続けるコツは、モチベーションよりも仕組み化です。目的をハッキリとさせた上で、達成のために「起きたらまず30分英語の勉強をする。」「帰宅したら単語帳を5ページ進める。」「毎晩Skype英会話の授業を入れる。」などの自分との約束をしましょう。

そしてその自分との約束を守ることを徹底するのです。自分との約束は、紙に書き出し毎日見えるところに置いたり、身近な人に宣言するとより効果的です。

自分との約束は、簡単に破ることはできてしまいますが、破った時の罪悪感は意外と大きく、また継続して守れた時の幸福感は本当に大きいです。是非お試しあれ!

3. 海外ドラマや洋画、TEDで学ぶ

これは、続かない理由の4で説明したことです。机に向かった勉強が辛ければ、ドラマや洋画、TEDで学びましょう!生きた英語が学べます!

洋画やTEDであれば、「また別の面白いやつないかな?」、ドラマであれば「面白くて続きが気になるな!」となる可能性も高いので、自然と苦じゃなく続けることができますね!

4. 友人・知人を巻き込む

これは非常に効果的です。
例えば、「実力が近い友人と次のテストの点数を勝負する」「週1,2回一緒にカフェで勉強する」などです。

人は自分との約束は破りがちですが、他人との約束はなかなか破れないものです。また、負けたくない、差をつけられたくない、口だけだと思われたくない、と自然と思ってしまうものです。

一緒に切磋琢磨し合える良きライバルがいる人は、スポーツにおいても強いですよね。
仮に友人との勝負に負けたとしても、共に頑張ったことで自分の力は伸びているはずです。

是非、一緒に頑張る仲間を見つけて下さい!実際に見つからなかったらTwitterなどで見つけたり、Twitterで目標を宣言して自分にプレッシャーをかけるのも効果が高いですよ!

5. お金をかける

「え?結局お金かよ。。お金かけなきゃ英語できるようにならないのかよ。。」と思われた方もいるかもしれませんが、そうではありません。あくまでも考え得る一つの手段に過ぎません。

「サンクコスト」という言葉をご存知でしょうか?これは、「埋没費用」とも言い、「投下した費用や労力のうち、戻ってこないもの」のことを指します。人はこのサンクコストに縛られて行動する傾向にあります。

具体的には、

「決して安くはない英会話スクールにお金を払ったから何としても行く」「お金を出してTOEICの受験をするから、最大限勉強する」

といった感じです。

やはり、英語の勉強をやめても失うものがない状態だと、どうしてもやめやすくなってしまいます。お金をかけて学ぶことが全てではありませんが、お金をかければ自分へのプレッシャーになり、頑張ろうと思うようになります。

また、よほど悪質でない限りは、かけたお金だけの良質なサービスを受けることができると思います。

英語の勉強をここでやめたら払ったお金が無駄になる!というのも英語学習を続ける立派な理由です。是非選択肢の一つとして持っておくと良いでしょう。

まとめ

いかがだったでしょうか?今回は、英語の勉強が続かない理由と解決策をそれぞれ5個ずつ見ていきました。
なかなか続けられない、と悩んでいる人は自分なりの理由を見つけ、色々な解決策を是非試して見て下さい!

最後にもう一度、まとめておきます。

 英語の勉強が続かない5つの理由
1. 目的がハッキリしていない
2. 上達している実感がない
3. 自分はセンスや能力がないと思い込んでいる
4. 机に向かった勉強のみしている
5. 息切れ
 続けるための5つの解決策
1. 目的をハッキリさせる
2. 勉強を習慣化する仕組みを作る
3. 海外ドラマや洋画、TEDで学ぶ
4. 友人・知人を巻き込む
5. お金をかける

以上です。最後までお読み頂きありがとうございました!

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