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オーストラリアでの2ヶ月間「日本食レストラン解雇されて更に感じた仕事への価値観」

オーストラリアに来て2ヶ月が過ぎました。

この2ヶ月間は充実した毎日且つ刺激的な毎日です。

僕は3ヶ月間、語学学校に通い、その間はホームステイをしています。

学校は、毎週新しい生徒が入ってきたり、出て行ったりと入れ替わりが多く、常に出会いと別れを繰り返している、そんな日々です。

この2ヶ月間で大きな出来事といえば、やはり「ジャパニーズレストラン」を解雇されたことでしょうか。

僕の中で、全く問題にはなりませんでしたが、更に「仕事」という価値観について改めて向き合う大切な時間になりました。

僕は日本で固定給+インセンティブの会社で新卒から丸4年間働いてきました。

荒波のような毎日でしたが、目標達成のために全力で考え続けて行動したあの日々はかけがえのない財産となっています。

高年収を続けるか、経験という成長を取るかを天秤にかけたときに、経験のウエイトが高年収よりずっと重く、迷わず仕事を辞めることにしました。

仕事を辞めてフィジークに挑戦したり、オーストラリアに来たのも全て成長のための経験をするためです。

僕の目標は変わらず野球の指導者になり、日本の教育界に新風を巻き起こすこと。

目的はもっと深いところにありますが、分かりやすい目標でいうと、甲子園優勝すること。

そこで全てやってきたことが繋がる。

そんな野望を描いています。

僕は全く自分の成功を疑っていませんし、絶対にできると心底信じています。

根拠など全くありませんが、それを裏付ける行動をし続けます。

前置きが若干長くなりましたが、オーストラリアに来て2ヶ月がたち、感じたことを赤裸々に書いていきたいと思います。

ワーキングホリデーの充実度は
誰かと比べるものではない

学校に通うと、英語ができるできないは置いておいて、国内外問わず、コミュニケーションを取りやすい環境にあることに気付きます。

名前は何ていうの?
どこ出身なの?
いつ来たの?
いつまでいるの?

そんな会話から始まり、翌日以降は挨拶含めて会話ができる関係になります。

お互い、表面的なことしか話さないわけですが、学校に来た目的は人それぞれ違います。

学校に来た目的だけではなく、ワーキングホリデーや、各種ビザで来ている理由は異なりますし、それを自分と比べる意味は全くありません。

苦い思い出になる人もいるだろうし、良い思い出になる人もいる。

世の中の原理原則は世界共通で、行動したら何かしらの結果が出て、そこに何かしらの感情が芽生えます。

よく、日本から来る人でコミュニケーションをどうやって取れば良いのかわからないといった悩みにぶつかる人をよく見かけます。

ですが、簡単で、話しかければ良い。

それ以上でもそれ以下でもないのです。

そこから生涯に渡って良い関係が続く可能性があったり、そうではなかったり。

最初なんて何も考えずに元気に明るく話しかければ良いだけなんです。

出会いは選択の先にある運命だと僕は思っているので、人に話しかけづらいという感情を感じたことはありません。

成長のヒントは日常にしかありませんし、初手のコミュニケーションで深く考える必要は全くないと思います。

唯一あるとすれば、空気感を感じ取れるかといったところでしょうか。

残り1ヶ月切った学校生活ですが、更に充実させられるように良いと思ったことはとことんやり切れるようにしていきます。

ジャパニーズレストランで働いて感じたこと

オーストラリアに来て、何か経験になるような仕事をしたいということで、ご縁もあり、日本食レストラン(焼肉屋)で働かせていただきました。

期間にすると3週間、計8回です。

3週間が経ち、話があるということで電話が来ました。

「来週からシフトに入っていない」。

と。

お前はクビだとダイレクトに言われてはいませんが、察してくれということで分かりました。と。

初めての飲食店でしたが、良い経験ができたと思います。

覚えることも沢山ありますが、ほとんどがルーティーン作業に近く、決められたことをやるといった形でした。

解雇されるという経験は中々味わえない経験ですし、改めてオーストラリアに来たなと実感しました。

僕は、どちらかというと、会社の仕組みであったり、より効率を求めて仕事をこなしたいタイプの人間です。

仕組み化をするにあたっての労力は全く惜しみませんが、決められたことを意図なくこなし、変わらないお金をいただくということとの相性は間違いなくあっていないと感じました。

というより、仕事への価値観が完全にずれていると感じました。

仕事へ対する考え方も人それぞれですが、僕の中で、「人のため」にどれだけ尽力し、どれだけ役に立てたか。

この気持ちはかなり大切にしています。

自分の言動によって、人のためになれたら本望ですし、仕事とは本来、誰かのためになってきたわけです。

そうなってくると、アルバイトとはいえ、会社の理念や、社長の考え方が浸透しにくい環境下の日本食レストランで働くというのは向いていない職種なのだと感じました。

もちろん、向こう側もワーホリでいつ辞めるかわからない人間一人一人に対して、会社の理念や社長の思いを伝えることはしないのは重々理解できます。

急に会社に来なくなったり、急に辞めるというのが日常茶飯事だからこそ、雇う側のリスクヘッジとして深入りせずに経験者を雇うのが一番安全であるという判断になるのも理解できます。

オーストラリアならではというより、ワーホリのような制度のある国ならではの仕組みなのだと感じました。

ただ純粋に、ワーホリで働く学生や18歳−20歳くらいの社会人未経験の人たちにとっては、時給2500円近い仕事は一つ魅力に写っているのかもしれません。

確かに、学生時代を振り返れば、月に30−40万円もらえる仕事と聞けば、おぉとなっていたと思いますし、日本では時給2000円超える仕事があまりないので、魅力的に聞こえます。

ですが、仕事って何だろうと考えた時にやはり時給が原動力になるということは決してありません。

もちろん、そんなこと言ってられず、今日を生きなければいけないという人も中にはいると思います。

人それぞれ思うことは沢山あるかと思いますが、やはり僕が目指すべきところは、「人のため」の仕事です。

そのためにこの貴重な経験、そして感じた気持ちをしっかり次に活かし、必ず形にしていきます。

来てまだ2ヶ月ですが、非常に良い経験ができたと思います。

どのステージでも現状に満足することは確実にありませんが、より面白そうな選択を選べるように今後もやっていきます。

それではみなさん

またお会いしましょう!

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