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【読書】育脳まとめ。なかなかよい

図書館でのリピート本です。
よかったので、まとめます。

3才までにやっておきたいことが
全部書かれています。
17人の専門家さんたちが力をあわせて
書かれている良本です。

すくすく子育てによく出てくださる
井桁先生、汐見先生、
くぼたのうけんでおなじみの
久保田カヨ子さん、
そして尾木ママ 笑
も関わってくれたようです。

各章のテーマは

・ 基本的生活習慣
・ 子どもへの働きかけ&声かけ
・ 体験させたいこと
・ 食事について
・ ママの心がまえ

です。

巻末には
月齢ごとに運動機能の発達の段階や、
手指の段階、野菜や魚の旬カレンダー、
状況や0〜3才までの年齢に合わせた
声かけフレーズ、お手伝い見本表など、
わかりやすい表がイラストともに
掲載されていています。

最後の最後までためになる情報が
盛りだくさんです。

総評は★★★★☆です。

それでは

わたしの心に残った各章の項目を
1つずつ紹介します。

 基本的 生活習慣

朝日を浴び、朝ご飯を食べ体を動かす。
15時までの昼寝とお風呂は40度以下、
18時以降のスマホ、テレビはやめ、
21時までに寝て7時に起きる。
自由に動けるスペースや、お風呂の水は抜く、ベランダは転落防止を。

そんな基本的なことが書かれています。
基本なので、よく聞く内容。
本を読む方ならなおさら、
そんなの知ってるよってことが多い印象。


子どもへの働きかけ&声かけ

・ 行動はむやみに止めない

力を試したい系のことは制止しない。
ただし、ハサミや木の棒を振り回すときは止める。安全面に配慮し、大けがが予想されること以外は止めない。

どうしても安全面に敏感になりがちだけど、
わたしもなるべく行動を止めないように
しています。

失敗する→ 痛い
という経験を重ねて、
予期する力を育てたいからです。

( 痛いと血が出るんだ。
   このくらいならいけるけど、
         これ以上はまずいな)

という予測を立てる練習に
つながると思うからです。


体験させたいこと

・ 絵本を読み聞かせる

大人も楽しんで読むこと。
副交感神経が優位になり、安心感が増します。読み終わったら内容について話すことで前頭葉が発達

絵本を読むと
副交感神経が優位になるんですね!
たしかに読んでいるとき、
読んだあともリラックス気分になりますよね。ちゃんとそうゆう実験結果があったのは知りませんでした。


食事について

・ 子どもに手伝ってもらう

自分で作ると食べる意欲が増す。
包丁を用意する。
やってもらったあと「ありがとう」も忘れずに

これは体験済みで、
たしかにおすすめです。
息子は今でも偏食気味ですが、
料理に参加してもらった時は
かなり食べてくれました。

「息子くんが切ったやさいだよー!」

と大げさに喜んで
すごーい!と褒めるととても嬉しそうにしてくれました。スープ用に、スティック状にした人参やじゃがいも、大根を切ってもらいました。最近やってないのでまたやったら食べてくれるようになるかな?


ママの心構え

・ 親の言葉遣いが子どもに伝染する

シーンや相手で言葉を選ぶ
不愉快な時も乱暴な言葉を使わない
「最悪」「ヤバイ」使ってませんか?

子ども相手と友だち相手じゃ言葉遣いは
変えているつもりでも、
とっさに使って欲しくない言葉を
わたしが使っちゃいます(>_<)

手に持っているものが
他のものに当たって落とす。
それにイラッとして「あーもうっ!!!」
ってかなりよく言っちゃいます。
同じ状況のときに「なんなんだよ!」
も言っちゃいます。

それを聞いていた息子にマネされちゃうと
「やってしまった、、、」って
思います。なかなかなおすのは難しいですが、
意識してるだけでも違うかな、、、


・ 親がしゃべりすぎない。

考えを言葉にするには時間がかかる。
集中しているとき話しかけない

子どもが話をしようとするときは、
何を言おうとしているか
なんとなくわかってしまいますよね。

でも幼稚園で仕事をしていた時は、
子どもの言葉はさえぎらないように
していました。

自分の言葉で
気持ちや状況を説明する練習になるからです。これは大切だなと思います。
また、集中しているときに話しかけると、
せっかくの集中を邪魔してしまいます。

息子は集中すると下唇が出て、
よだれがたれてしまう時があるんですが、
かわいくて笑ってしまいそうになるのを
いつも堪えて、邪魔しないようにしています。

  ✳︎ ✳︎ ✳︎

頭ではわかっていても具体的に文章にされているとハッとさせられます。
些細なことですが、よい再確認となりました。育児本をたくさん読まれてる方にはもしかしたら内容的に薄く感じるかもしれません。

しかし、全体的に見るととてもいい本だなと感じました。
ひとつの章に項目が10〜30ほどあります。
見開きでひとつの項目が完結しているので、
かなり完結でわかりやすいです。
見出しも大きく、図や表、イラストも多く、
文字も少ないです。
ママはもちろん、保育を勉強中の学生さんにもとてもいいと思いました。

学校で習う
「健康」
「人間関係」
「環境」
「言葉」
「表現」

の5領域にもしっかり対応しています。
繰り返し読みたい本です。


これからもわかりやすく、ためになる学びを共有し続けます!