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3連休目前!旅行先で飲みたい日本のご当地ワイン!

ますます注目される日本ワインを旅先で

今週末からいよいよ秋の連休シーズンを迎えますね。
今月は3連休が2回なので、海外へ遠出をする人よりも国内旅行を楽しみにしている人が多いのではないでしょうか。

旅行の楽しみというと、日常の疲れを癒す自然に触れたり、定番の街歩きや温泉、人気グルメなど多数ありますが、当メディアが押すのはもちろんワインです!

近年目覚ましい発展を遂げ、注目度も高い日本ワイン。そのなかからおすすめのワイナリーとワインをご紹介いたします。

いろ甲州

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現存する日本最古のワイナリーが山梨の誇り「甲州」で造る白ワイン

首都圏からアクセスのいい山梨県。日本を代表する「富士山」を擁し、富士五湖や温泉など有名観光スポットも多く点在しています。
信玄餅やほうとう、フルーツなどグルメな見どころも盛りだくさん。なかでも生産量が日本一を誇る「ブドウ」はこれからの季節、家族でブドウ狩りに行くのも楽しそうです。

山梨ではブドウは食用だけでなく、ワインも有名です。ブドウ品種「甲州」は国際ブドウ・ワイン機構O.I.V.* にも登録されている数少ない日本固有の品種です。

そしてつい最近飛び込んできたのが、山梨県がワイン県となったというニュース!(香川県がうどん県…… みたいなことですよね)
https://www.yamanashi-kankou.jp/taste/wine/wineken.html

日本ワイン発祥の地である山梨県。そのなかでも「まるき葡萄酒」は現存する日本最古のワイナリーとしてワインを造り続けています。

「いろ甲州」はグレープフルーツなどの柑橘の香りとミネラルのあるいきいきとしたワイン。後味にわずかに感じる苦味がアクセントになって、バランスのとれたみずみずしい仕上がりになっています。和食・洋食問わず、シンプルな味付けの白身魚の料理、軽めの前菜などと相性のいい1本。

* Office International de la vigne et du vinの略。フランス・パリに本部を構える国際ブドウ・ワイン機構。EUに輸出・販売する際にラベルにブドウ品種の表示ができるのはO.I.V.に登録されているもののみ。

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・価格:1,944円(税込)
・生産国:日本/山梨
・生産年:2018
・アルコール度数:12.5%
・ブドウ品種:甲州

宝水ワイナリー デラウェア

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映画の舞台にもなった北海道の美しい自然に囲まれたワイナリー

国内旅行人気ランキングで常に上位の北海道。
最新のランキング*でもみごと第1位に!3連休に北海道に行くという方も多いのではないでしょうか。自然やグルメ、見どころを挙げればキリがなさそうですが、旅先で出合った北海道ワインを試してみるのも一興です。

札幌から車で1時間ほどで到着する宝水ワイナリーは、大泉洋さん主演の映画『ぶどうのなみだ』で使われたことでも知られていて、かわいらしい木造の建物が迎えてくれます。

北海道余市町産のデラウェアを使った白ワインは軽快な酸とやさしい甘みを感じるピュアなワイン。

ワイナリーのある岩見沢市は1年の半分が雪で覆われる豪雪地帯で、ラベルには雪の結晶のようなデザインがあしらわれています。
雪国の風土が溶け込んだ清涼感のある味わいは雪解け水のように浸み込んで、飲む人たちにうるおいをもたらしてくれそうです。

また、ワイナリーを訪れた際は敷地内で販売しているソフトクリームも人気ですので、ぜひ試してみてください(4月下旬~11月上旬の期間限定販売)

* H.I.S.調べ

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・価格:1,850円(税込)
・生産国:日本/北海道
・生産年:2018
・アルコール度数:10.0%
・ブドウ品種:デラウェア

丹波鳥居野カベルネ・ソーヴィニヨン&メルロー

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わずか1,700本しか造られない希少な京都のブドウを使った赤ワイン

国内はもとより、海外からの観光客が絶えない京都。
昔ながらの街並みやお寺を散策する定番のコースもいいですが、何度目かの京都は少し足を延ばして緑豊かな京丹波へ出かけてみるのはいかがですか。

京都市内から約1時間で行ける京丹波。黒豆で有名ですが、実は丹波松茸、丹波栗などおいしい食べ物の宝庫。そんな京丹波の観光スポットでもある丹波ワインでは、ワイナリー見学や試飲も行っています(要予約)。

今回ご紹介するのは、丹波産のブドウを用いて造られる数量限定(ラベルに製造番号が入ってます!)、カベルネ・ソーヴィニヨン主体の赤ワイン。

ブラックベリーなどの黒系果実の香り、樽からくる香りに細やかなタンニンが溶け込んだシルキーな舌触りの品のある味わい。丹波ワインは和食に合うワインを造りを目指しているとのことなので、ぜひ和食と一緒にいただくとよさそう♪

また、ラベルは落ち着いた柄と紙質を採用していて、見た目にも日本らしさが伝わってくるので、外国の友人への贈り物としても喜ばれそうです。

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・参考価格:3,780円(税込)
・生産国:日本/京都
・生産年:2016
・アルコール度数:11.0%
・ブドウ品種:カベルネ・ソーヴィニヨン56%、メルロー33%、タナ11%

人気の旅行先にバラエティー豊かな日本ワインが!

日本ワイン発祥の地、山梨県をはじめ、現在では北海道から九州まで多くの地域でその土地の個性を持ったワインが造られています。

近年はワインの質も向上してきていて、レストランやワインショップなどでみかけることも増えてきましたが、やはりワインが造られたその土地のほうが種類も豊富で手に入りやすかったりします。
旅行に出かけたときは、郷土料理と地ワインを合わせて楽しんだり、旅の思い出としてお土産に持って帰るのもいいですね。

和食がユネスコ無形文化遺産に登録されたこともあり、今後ますます注目される日本ワイン。ぜひ旅の計画にワイナリー訪問やご当地ワインの試飲を入れてみてはいかがでしょうか。


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