フリーランスの妊娠【仕事の対応】

私はフリーランスでダンスインストラクター、振付師、ダンサーの仕事をしています。

2023年8月頭 妊娠発覚。
この時すでに軽いつわり症状あり。

まずはじめに思ったことは
『仕事どうしよう…』

身体は動かしていいのか、安定期に入っていないため報告はするのか。

今思えば妊娠、悪阻に関して知識が無さすぎた自分がいた。

もっと妊婦の情報が世間に広まってほしい、
いざ自分が妊娠したら検索魔になっていたのでもしこの記事が誰かのためになれば。
そんな思いを込めて。

妊娠に安定期はないのだが一般的には16週からと言われている。
その頃に妊娠報告をする人が多いと言われていますが、つわりのピークはその前なので
私は仕事先の人には早めに報告しようという判断でした。

それまでは気合いでなんとかなると思ってましたが、、、
無理です!

仕事先までの電車は一駅一駅おりて向かう日々。
近いスタジオなら良いですが遠いスタジオもある。
マタニティマークを付けていてもお腹が大きくなければ気付かれづらい。
妊娠初期が1番つらかったりする。
恥ずかしながら妊娠前は知らなかった。

妊娠後の仕事の対応は下記の通り。
替えがきかない仕事だからこそ本当に申し訳ない気持ちでいっぱいだった。

①ダンサーの仕事
8月中旬にPVの撮影予定
つわりのピークらしき日程とかぶる
→仕事を振ってくれた振付師の方へ相談

体調が読めなかったので出演辞退したいという連絡をしたが
その方もママだったこともありギリギリまで体調見て決めて良いよとのこと。
もし無理そうだったら振付師の方が代わりに出るよと言ってくださった。
かなり稀なケースだと思います。
結局体調が持ってくれて出演できました。

②ダンススタジオでのインストラクター(業務委託)
→安定期まで無理はしたくなくてマネージャーに相談
ダンススタジオにもよるが代行を立てれば調整可能。
さいあく休講もオッケーなところもあり。

③事務所所属アーティストに向けてのダンスレッスン
※基本外部代行依頼は出来ない

複数人講師でスケジュール調整しているところ
→講師内で相談
スケジュールを減らしてもらった。

講師が私だけのところ
→事務所にサポートと引継で講師を追加できるか相談
結成前の大事な時期だったこともあり他の方へ引き継ぎ。


自分が表に立つ仕事は8月を最後に控え、
指導の仕事は、つわりが落ち着いた頃〜一般的な産休時期まで仕事継続。
腹筋やジャンプ、ターンは控えました。

さいわい妊娠経過が良好だったから続けられました。

そして理解してくれる方が多く救われました。


妊娠っておめでたいことなのに仕事先の人には言いづらい。
自分にしかできない、替えがきかない、って思いすぎていたのかもしれません。
もちろん仕事の責任感って大事だと思います。
でも妊娠したら"母親"という責任も生まれますよね。

まずは相談すること。
自分が思っているより世間は優しかった。

もちろんマタハラという言葉も耳に入ります。
妊娠しても体調は人それぞれです、トラブルも人それぞれです。
もっと妊娠に対する知識が世間に広まりますように。

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