見出し画像

3歳で自閉スペクトラム症と診断された息子のこと① 2歳の時に幼稚園の先生に療育をすすめられました

2020年生まれの息子は3歳のときに、自閉スペクトラム症と診断されました。
現在は幼稚園の年中で、幼稚園と並行して週2回療育にも行っています。
幼稚園の先生に療育をすすめられてから、現在までのことをまとめてみたいと思います。

2歳児クラスの先生に療育をすすめられる

2歳児クラス(年少の一つ下の学年)のある私立の幼稚園に入園させました。
私も息子が発達障害だとは思っていなくて、言葉は少し遅めだけど、ちょっとゆっくりなだけかなとしか考えていませんでした。
勉強系の幼稚園でしたが、お受験するようなところではなく、特に問題なく入園させてもらえました。

息子は自閉スペクトラム症がわかってからも、同じ幼稚園に通っていますが、本来は息子には勉強系の私立幼稚園より違う選択をしたほうがよかったのだろうなという思いはあります。
この辺りはまた別の記事にまとめたいと思います。

2歳児クラスに入園させて慣らし保育期間が終わってすぐ、担任の先生に
「ずっと泣いてて昼食も食べれないので、みんなより2時間早く迎えにきてほしい」
と言われ、
息子だけ12時にお迎えにいっていました。

迎えに行った際に、担任の先生からその日の様子を報告されるのですが、
これがなかなかメンタルがやられました。

「今日もずっと泣いてました」
「ずっと“ママ”って言ってました」
「本当に何をしても楽しくなさそう、ツラそうなんです」
「お仕事されてないんだったら、お母さんと一緒に過ごさせてあげたらいいんじゃないんですか?」

今から考えると、
先生もいきなり「この子普通じゃないですよ!」
とは言えないので
“早く気づいて”という思いで伝えてくれようとしたのかなと思います。

私もそこから発達障害に結びつかなくて、
言葉もどんどん話せるようになってきてるし、そのうち追いつくのかなくらいにしか考えていませんでした。

しばらくして6月に先生から療育をすすめられました。
これもすごく遠回し(私の察する能力が低すぎなのかも)に、迎えに行った際に何日もに分けて伝えられました。

「おうちで困っていることはないんですか?」
「集団生活の練習をここではない場所でされたらどうですか?」


「療育」というワードはこちらが聞くまで発せられませんでした。

障害児扱いされた!と怒る保護者がいるからなのか、
こちらの反応を見ながら少しづつ伝えてこられた感じでした。


この時はとてもショックでした。

“実家の家族になんて言おう”
“何がいけなかったんだろう”
“どうにかして発達を追いつかせてあげなければ”

などいろいろな思いが出てきました。


今思い出しても、あの頃は精神的に苦しかった。
今のほうが息子の困りごとはたくさんあるけど、少しだけ受け入れられた(というより開き直った)ような気持ちです。


長くなったのでまた次の記事に続きを書きます。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?