働き続けないと死ぬサメ
別に私が社畜だとか、仕事中毒だとかいう話では全然ない。
私はなまけものだし、仕事に関しても頑張ってはいるけどもっと頑張れよと思ってしまうぐらい抜けるところは手を抜いてるし、働きマンを横目に申し訳なく思うこともほぼ毎日。だから、24時間頑張らないと死ぬ、みたいな話ではない。
年末年始の休暇が明けて、ようやく4日が経った。休暇中は、仕事マジヤダ一生寝てたい遊んで暮らしたい手芸だけやりたい、みたいなことを考えていたけれど、仕事始めを迎えた初日には「やっぱり職場に来て、人と話して、協力して仕事するのも悪くない」と思い始め、2日目には「やっぱり仕事楽しい」と思い始め、4日目の今日はもはや「冬休みなんてなかったんじゃ・・・?」というぐらい、平常モードで仕事をしている。残業もしている。
長期の休みは、なんだかうれしいし、いろんなことが出来るから可能性を感じるけれど、たとえば今育児休暇で2年休んでいいよとか言われたら、もう二度と復帰できないぐらい仕事を憎んでしまうんじゃないかと思う。それは、仕事が嫌だから憎むんじゃなくて、時間の融通が利いて、自分のやりたいようにできる生活のほうが、「表面的には」快適だから。人とかかわるのって面倒だし、1人でいればそれはそれで幸せだから、「協力する喜び」とか「人とかかわる楽しさ」なんて、あっという間に忘れて、目の前の一人時間や自由(という名の重圧)に吸い寄せられてしまうんじゃないかと不安に思った。
どんな仕事であれ、人と直接かかわってする仕事はストレスがある。(だって星の数よりいろんな人がいる)だけど、そのぶんいいこともあるよな(え、当たり前・・・・?)ということに40代でようやく気付きました。さすが元社会不適合者(正社員になったのは36歳)。死ぬ前に気づけて良かった。
転職したい(別の仕事をしてみたい)という気持ちはまだあるけれど、ひとまず目の前の仕事をきちんと遂行して、「今の」仕事でスキルアップしたりできることを増やしたり信頼される人になりたい、という気持ちが強く芽生えた仕事始めなのでした。めでたしめでたし。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?