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「離婚の話し合いの時に不利になるんじゃ…」


離婚の話し合いで不利な立場になりたくない!

「自分から離婚を言い出すと不利になるのでは?」
「話し合いの時に言わない方が良いことはありますか?」

離婚に関するご相談をいただく中で、このようなご質問をいただくことが多いです。
離婚の話し合いで不利な立場になりたくない、と不安に思われる方が大変多いのではないかと思います。
今回はこの点についてお話をします。

こんなことは言わない方がいい?

今までの経験からすると、どのケース、どの案件にも一律当てはまる、不利になる一言というようなものはないと思います。
これを言ったから1回で不利になってしまった、ということは考えられないと思いますので、そこまで気にされる必要なない、というのが実感です(暴言・罵詈雑言といったようなものは別ですが・・・)

ただ前に言ったことを翻すとトラブルが起きてしまう、トラブルが大きくなってしまうことは多いかと思います。
例えば離婚に応じると言ったのに、応じないと言ったり、財産分与として〇〇円支払う、と言ったのに後から取り消す、といったようなことです。

もちろん夫婦間の話し合いですから、感情に任せて言ってしまったが気持ちが変わった、という場合や、話し合いの前提が変わってしまった、ということもあると思います。
そのため話し合いの中で自分の意見が変わることもやむを得ないですし、それだけをもって不当ということもできないでしょう。

しかし、相手からしてみれば、前に言ったことを翻すことで不信感が生じてしまいます。その結果、トラブルが生じたり、話し合いが上手くいかなくなったりしてしまう、というケースもあります。

冷静に考えて発言をすることが大切

離婚の話し合いをする場合、感情に任せて発言をせずに、冷静になることが大切です。

そのためには、離婚を考え始めた時、もしくは相手から離婚を切り出された時には、一旦冷静に考えるためにも弁護士にご相談をいただき、一緒に問題点を整理し、どのような解決策が考えられるかを検討した上で、落ち着いて話し合いに臨むことをお勧めします。

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