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港南アール法律事務所の法律コラムnote
2024年2月20日 09:58
今回も労災保険の申請について、会社に協力を求める時に気をつけなければいけないことをお伝えします。事業主証明をもらえない場合療養補償給付、休業補償給付などを申請する際に用いる請求書には、「事業主証明」の欄があります。ここは会社側に記載を依頼することになるのですが、ここで会社側が協力をしてくれない、というケースもあります。前回お話したような「災害の原因及び発生状況」について労働者と会社の認
2024年2月18日 14:37
はじめに労働災害によって怪我をしてしまった場合、治療費や仕事を休んだ場合の収入をどうするかといった問題が生じます。その場合、労災保険の申請をすることが考えられますが、自分一人では対応できないこともあります。この場合、会社に協力を求めることになりますが、その時に気をつけなければいけないことについてお話します。請求人は労働者本人まず労災によって怪我をしてしまった場合、労働者本人が請求人となっ
2024年1月29日 08:41
前回に続き、労働災害によって怪我をしてしまった場合の対応についてお話をします。怪我が完治しなかった場合は?労災保険の給付を受けながら治療を続けた結果、怪我が完治すれば問題はありません。ただ残念ながら完治までに至らなかった場合(症状固定)にはどうすればよいでしょうか。障害補償給付の申請この場合、残ってしまった症状が「後遺障害」に当たるか、該当する場合にはその「後遺障害等級」に応じた給
2024年1月27日 15:15
労災保険、ご存知ですか??仕事中の事故によって怪我をしてしまった場合、病院代もかかりますし仕事を休まなければいけないこともあります。そして怪我の度合いによっては後遺症が残ってしまうということもあります。そうなると労働者の方には大変な負担がかかります。このような場合に、労災保険制度を利用することが考えられます。今回は労働災害によって怪我をしてしまった場合に、どのような補償が受けられるのかに