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論文が出版されました:「バスケットボールの個人攻守貢献度の開発」
論文が出版されました.2023年3本目です(2本目と3本目は同時出版).やったぜー!. Spoana #14で宣伝した論文のうち1本です . 主著者は修士論文としてこの研究を進めてく…
論文が出版されました:「対比較法を用いたパークファクター推定方法」
論文が出版されました.2023年2本目です.やったぜ. Spoana #14で宣伝した論文のうち1本です . 主著者は卒業研究で実際に手を動かしてくれた卒業生,第二著者が私,の構…
「自閉症は津軽弁を話さない 自閉スペクトラム症のことばの謎を読み解く」を読みました
ともに臨床心理士である著者とその奥様の,タイトルにもなっている「自閉症の子供って津軽弁話さないよね」(書籍内では津軽出身の奥様の津軽弁で書かれている)という会話からスタートする,ASD(自閉スペクトラム症)と方言の関係のついての研究成果をまとめた本.
臨床現場での気づきから始まり,徐々に調査対象を広げていき,得られた知見から仮説が修正され,合理的で一貫した説明を伴う解釈へと進んでいく様子が分かり
Jリーグは何試合目までの結果で何がわかってしまうのか?
概要Jリーグ,3試合目までの結果で結構なことがわかってしまう.
本編2024年のJリーグ開幕しましたね.まだ2試合ですが,私の贔屓チームは成績が芳しくなくて,ううーん,という気分です.それでも「まだ2試合っしょ」という気分でもいたのですが,手元で試合結果を定期的に集計しているので色々調べてみました.
今日調べる内容は,「開幕n試合目の勝点と最終順位の関係」です.特に込み入ったテクニカルな処理は
明治神宮に行ってきました
(2023年6月訪問)
代々木駅近くで昼過ぎに予定があったので,午前中どこに行こうかなーと地図を眺めていたところ「明治神宮の境内に入ったことが無い!」と気づきました.
特別参拝に興味がありましたが時間が合わなかったのと,多分もう満員だったと思います.
ミュージアムでは明治神宮の成り立ちがわかってよかったです.拝観料から連想すると展示室がコンパクトですが,隈研吾氏の設計の建築を見学する代金とお賽
AFCアジアカップ2023予測振り返り
予測はこちら.
カタールの連覇,ヨルダンの躍進,日本のベスト8など,波乱の印象があったかもしれない本大会ですが,予測精度はどうだったのでしょうか.
予測精度の評価には実際に起きた回数と,それが起きると予測した確率の合計を比較します.提案手法での予測勝・分・負の合計はそれぞれ33.5, 10.6, 6.9でした.実際は33,10, 8だったので少しだけ上位を過大評価していた(予測した割には強いと
マルキーニョス・ディスタンス/レボリューションズ
(「マトリックス」は1作目のみ履修済みです)
概要Jリーグでの同僚関係の距離を1年ぶりに再計算してみた.
グラフの中心性の指標をいくつか計算してみた.
その結果,あのレジェンドがやっぱりいまだにJリーグの中心であることが判明した.
本編この記事はこれら↓の続編です.
元ネタはtkqさんの名作↓.
エルデシュ数の説明は面倒くさいので上記の過去記事をご参照ください.また,self-cont
AFCアジアカップ2023を予測してみた
概要日本は全体1位の評価で優勝最有力候補
アジアで24チームの大会はやっぱり…
本編来週(1月12日)にAFCアジアカップが開幕します(2024年開催なのに大会名が2023なのがちょっとめんどい).これまでの大会同様張り切って予測しましょう.
直近の大規模大会はもちろんワールドカップですが,大陸選手権であることと大会形式から,EUROの方が特徴が近いと思います.
ソースコードを流用有効活用
論文が出版されました:「バスケットボールの個人攻守貢献度の開発」
論文が出版されました.2023年3本目です(2本目と3本目は同時出版).やったぜー!.
Spoana #14で宣伝した論文のうち1本です .
主著者は修士論文としてこの研究を進めてくれた卒業生,第二著者が私,の構成です.この論文は私が指導した修士論文では初めてのスポーツデータ分析を題材としたもので,その意味でも感慨深いものがあります.発表でシンガポールにも行けたし.
守備の評価は難しいのです.
論文が出版されました:「対比較法を用いたパークファクター推定方法」
論文が出版されました.2023年2本目です.やったぜ.
Spoana #14で宣伝した論文のうち1本です .
主著者は卒業研究で実際に手を動かしてくれた卒業生,第二著者が私,の構成です.テーマは「野球のパークファクター推定方法をより適切にしよう」です.
パークファクターとは何で,何が課題となっているのか?
野球は試合会場(野球場)の大きさが厳密に規定されていません.球場の形状やフェンスの高さ
ブダペスト滞在メモ202306:シナゴーグとコーシャを体験したよ(1)
2023年6月のブダペスト滞在記です.
学会最終日は昼明るい時間に終わったので,夕方は街歩きとしました.
目的地は世界最大級(世界で2番目,ヨーロッパでは最大)のシナゴーグです.面している通りの名前から「ドハーニ街シナゴーグ」と呼ばれているようです.
「シナゴーグ」はユダヤ教の宗教施設で,教会,寺院,神社などに相当します.日本ではなかなか出会うことが無い文化なので訪問先としました.
チケット
ラグビーワールドカップ2023公式サイトの予測ゲームで日本2位に入りました.
ラグビーワールドカップ2023公式サイトの予測ゲームで日本2位に入りました.自分で言わないと誰も気づいてくれないので,自慢させてください.やったぜ.
ワールドカップ予測ゲームは試合単位では勝敗,得点差,最初にトライする選手を,大会全体では優勝,最多トライ,最多得点を予測し,正解(への近さ)に応じて得点が加算される,というルールでした.
結果は510点で全体303位(上位0.12%.トップは68
Sports Analyst Meetup#08でLTしました(題材:スポーツメトリクス開発に対比較法を使う)
Sports Analyst Meetupとは?プロ・アマ・現場・アカデミア問わず,スポーツのデータ分析(スポーツアナリティクス)に関心のある有志で集まって情報交換をしよう,という素敵なイベントです.2019年2月に第1回が開催されたのち今回は14回目.私は第2回,第4回,第8回にLT登壇し,今回が4回目のLT登壇です.
今回もある意味の正装で登壇しました.参考:https://note.com
シンガポールに行ってきました(研究発表:バイナリマニピュレータの設計)
指導中の大学院生が,シンガポールで開催されたIEEE IECON 2023で発表しました.
IEEE(米国電気学会)は電気電子情報系の非常に巨大な学会で,分野ごとにSocietyに分かれています.Societyでも十分に巨大なのですが.
参加したのは,そのうちのIndustrial Electronics (IE) Societyの年次大会であるIECON.論文投稿件数1500本以上,発表件数1