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【想念詩】かかった呪いのほどき方

最近、一番悲しく思った投げかけられた言葉が

「どうして子供いないの?」

という言葉でした。

これまで自分が女であることの縛りに
ずっと囚われていた気がします。

小さい頃は

近所の子
親戚の子
と比べられ

見てくれがいいとか
成績がいいとか
ピアノができるとか
お行儀がいいとか

少し少女になると

体系や顔を、さらに比べられ
成績はさらに順位を付けられはじめ
ついには友達関係まで比べ
お行儀にも拍車がかかってくる

大人になると

付き合う男性を比べられ
仕事を比べられ
住んでいる所まで比べられ
身に着けているものまで比べられる

そうまで比べて
何に勝ちたいんだ
誰に勝ちたいんだと
思ってきたけど、

理由は両親でも周りのせいでもない。
これは自分自身がこうでなければならないっていう
呪いなんだと。

最近、一番、悲しく思った瞬間

「どうして子供いないの?」

という言葉ですが…。

作りたくなくて作らなかったわけじゃない。

作れないからだ
作れない環境
作れない事情

相手はそんなこと知ったこっちゃない。
女が生むのは当たり前と思っている人は
まだまだいる。 
んでもって、たぶん、自分の中のどこかで
作れない自分の悲しさ、悔しさがあるのだと思う。

人の言葉は感激して涙することもあるが
平気で人を傷つけることも少なくない。

キレイでいなくちゃいけない
家のことをしなくてはいけない
女らしくいなくてはいけない

女であることに縛られる前に、
一人の人間として
自分のことを最高だって
こんなことやってすごいじゃんって
今日も一日無事に過ごせたなって
認めてあげられたら
少し幸せな気持ちになるかもしれない。

キレイでなくてもいいんじゃない?
家の事しなくてもいいんじゃない?
女らしくいなくてもいいんじゃない?

呪いをかけてるのはきっと自分自身なんだよね。
いつの間にか、無理して笑って。

面白くないなら、別に無理して笑わなくていい

そういわれたとき、なんだかほっとした。

そうだ、今日から一個ずつ、
自分の事ほめてあげよう。
自分を解放してあげた時、
きっとこの呪いは解けるかもしれない。

涙腺弱めなのでサポートしてくださるとたぶん泣きます。 ありがとうございます!頑張ります。