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托鉢(たくはつ)が教える、Giverが成功する理由

前回の記事の「GIVE & TAKE「与える人」こそ成功する時代」で書いた、与える、Giveすることで成功することが、今の時代だからこそではなく、昔からそうだったというお話です。

仏教に托鉢(たくはつ)という修行があります。

お坊さんがお椀を持って鈴を鳴らして、お布施を乞う姿を見たことがあると思いますが、あれです。

托鉢は2つの意味があり、一つは僧侶がお金や食べ物を恵んでもらい、僧侶の生活のために行うという点と、もう一つ、施す側に徳を積ませるという意味があるそうです。

一つ目の理由だけならお金持ちがたくさんいる地域に行けばいいのですが、二つ目の理由、「施す側に徳を積ませる」という視点から、托鉢の修業はまず、貧しい人たちの多い地域から始めるそうです。

貧しい人たちは自分の生活が苦しいから、恵んでもらおうとか、人のものでも奪おうという気持ち、つまりTakerになってしまいます。

でも、本当に豊かになるためにはGiverになり、「人に与えること」が豊かさのスタートなので、自分の持っているものを僧侶に与え、徳を積み、Giverになり、結果として豊かになれるという、その最初のきっかけづくりとして、托鉢を行うのだそうです。

「徳を積む」「善い行いをしなさい」という仏教の教えは、「与える人」は成功につながるということを大昔の人たちも分かっていたということなんだろうと思います。

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