優秀賞がほしい
いつかの自分が変化を感じるための備忘録、兼日記。
日々の出来事とか考えたこととかを書いている。
今日は、主治医診察の日。なので午前中は精神科へ。
診察後の予定は特に決めていなかったんだけど、案の定、病院近くの大型書店へ入り浸り、そして色彩検定UC級の勉強をした…!
あと買い物もした。
いまの病院にかかってそろそろ1年経つのだけど、いままでで一番早く終わった日かもしれない。
11時30分の予約で、病院に入ったのが11時10分ごろ。電車の都合で早く着いてしまう。(ただ単に遅刻するのが嫌ってのもあるけど)
いつも診察室に呼ばれるまで早くて30分、絶対予約の時間よりズレてた。
なのでいつも本を読んでいるんだけど、今日は2ページも読み進まないうちに呼ばれた。
最近は診察時間が3分とか5分で済んでしまう。今日もそんな感じだった。
診察室を出て、お会計待ちもいつも30分くらい待つ。なので本を出した、ところで、会計に呼ばれた。
えっ、早くない??
半ば呆然として病院を出る。こんな早く終わったの初めてだ…と思って時計をみたら11時28分。予約時間より早く診察終わって病院出てた。
えっ???(困惑)
主治医は相変わらずテキパキとしていて。
復職プログラムが後半に入り、終わりの目処も見えてきたこと。だだし業務の変化は心身への影響があるから、しんどくなったら素直に言うこと、と念を押された。
次の診察は今回と同じく3週間後…と希望を出したら、「大丈夫かい?」と聞かれた。多分、学芸業務に戻って大きな変化を迎えるから、もう少し短い期間できた方が良いっていう感じだったんだろう。
別に1週間後でも2週間後でもよかったんだけど、仕事の休みを3週間後にとってしまったので、めんどくさくって変更しなかった。
「それまでにしんどかったら、早めにきてもいいし」と、先生。
あれ、なんか今日優しいなぁと思った。失礼、先生はいつだって優しい。
病院の近くに大きな書店がある。
毎回入り浸ってしまう。平均滞在時間は3時間くらい。僕の行動範囲では一番品揃えが良くて、棚の並びもわかりやすいし関連があって良い。
今回は、博物館資料論の本を見に行った。
というのも、博物館内の蔵書(公開ではなく、学芸員や研究員が使用する目的の書籍)の扱いや方針についてヒントが無いかなぁと思って。
でも僕の持っている本しかなくて、しかも版も一緒だったので諦めた。
すぐ横に、博物館の本がたくさんある。また購入してしまった。
これは2021年にオンラインで行われたシンポジウムの概要を書籍にしたもの。
僕は仕事で参加できなかったけれど、これに関連するシンポジウムは参加した。
2019年のICOM京都大会や、日本の博物館法改正・学芸員養成課程の見直しがあって近年やたら盛んだった。
発表を聞いている・内容を知っているものもあったのだけど、何人かチェックしておきたい発表者が掲載されていたため購入。
2014年に発行された博物館概論の本。購入したのは2016年の初版2刷。
僕はもう大学生じゃないけれど、2014年というと僕は大学を卒業しているため、学び直しと知識の更新も期待して購入。大きさもちょうどいいサイズなので、職場に1冊置いておいて良いかも。
今日一番の収穫だったかもしれない、この本。
京都国立博物館の副館長で、先のシンポジウムなど日本の博物館界隈ではしょっちゅうお名前を見る栗原さんの著作。もともとは文化庁の方で、博物館フリークだったのだそう。
「教養として知っておきたい」系の本ってここ何年か増えた印象で、それに乗っかった本なのかなと思ってパラパラめくったら、全然違った。
これは学芸員はじめ博物館の中の人が読んでも「なるほど!」と思える本だと思う。表面的な鑑賞法やうんちくの話ではなく、博物館ってそもそもなんなのか、どうやって運営されているのか、博物館法や施設の作りにまで及んでいる!!
学芸員としては作品や学術情報ももちろん理解してほしいけれど、博物館が社会にとってどういう施設なのかを理解と活用してもらいたい気持ちも山々なので、周辺の人類に押し付けて読ませたい1冊…と思った。
ただこういう本を読むと、「うちの博物館は至らない点が…」と気になってしまうこともある。国立館と地方の中規模館を比べちゃいけない。前提が大きく違うもの…。
ついでにこれも購入。色検UC級の勉強も兼ねて。800円で概要掴める手引きなら、大変お安いと思います。
他気になったのは、建築関係の棚にユニバーサルデザイン関係の本があったこと。
空間のユニバーサルデザイン。僕はこれまでの経歴的にグラフィックの知識経験が根本にあるんだけど、空間やプロダクトデザインについても知識を増やしたいなぁと思う。
建築士でもあった祖母が生きていれば、そういう話もできたのかなぁなんて思った。そういえば以前お付き合いしていた人が建築科の人だった。でもこういう話できる人じゃなかったな。
本は知らない世界を知るためにとってもコスパの良いアイテムだと思うけれど、全く道の領域は関係者に話を聞く方が良いってのも、なんとなく経験則。
プロダクト系は積読にあるので、それを読んで色彩検定に合格したら手を伸ばそう。空間の本。
そんなこんなで本棚を見ていて、予定していた電車を2時間遅らせて帰宅した。
帰宅後、色彩検定の勉強。
2021年夏期試験をやる。合格点ではあるものの、満足いかない点数。
そりゃね、勉強量が足りて無いもの。仕方ない。
どうせなら200点満点に近い点数を取りたい、噂に聞く優秀賞がほしい。こういう欲張りが僕にはある。
これまでの過去問で失点している単元?を見ると、圧倒的に「高齢者の見え方」についてだった。
高齢による色覚の特性はなんとなくわかるんだけど、疾病による視野欠損や進行の違いが整理できてない。緑内障とか白内障とか、糖尿病による失明とか。
ここをもう少し理解と整理できれば、もう少し点数が伸びるはず。
思ったよりも問題文の解釈違いとかポカミスは少ない。設問がシンプルなのもあるけど…。
時々基本を忘れて、なんでこうなった?という失敗がある。時間に余裕はあるので、そういうのは慎重に行かないと。性格の矯正。
色覚(色が見える)の仕組みとか、区別がつきにくい色の組み合わせとかはなんとなく出来てるから、忘れない程度に勉強していこう。ここが一番面白かったから。
明日は、お仕事の日。
今日の主治医診察の結果を報告して、あとは任された仕事をきちんとする。
企画展の展示作業もするかな。体力いるんだもんな…あれ…最終調整となると照明もいじるから、明暗差で目がチカチカするの。嫌なんだ。
事務補助として仕事をしていられるのも、あと数日。
主治医が言うように、無理を感じたらきちんと言葉にする。無理を感じる前に、続けられる対策を取りたいところ。
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