写真_2019-02-03_7_40_00

私が尊敬する人 #07

尊敬している人とはそんなに頻繁に会わなくても
何年ぶりかで会っても話したいことがたくさんあるせいか
笑いがたくさん、会話もたくさん

今回はちょっとだけ年上のお仕事仲間の姉さんMさんに関してです

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

先月、結婚式に参加しました
新郎・新婦とは…初めまして(笑)
もう10年近く前になる番組で一緒に仕事をしていたMさんの
妹さんの結婚式でした

なぜ初対面の方の結婚式に参加したかというと…
写真を頼まれたから(大汗)

私は趣味で写真を撮ります
ただ、1日一眼レフを持ち歩いても1枚も撮らなかった…
という日もあるくらいのんきな趣味です
一眼レフも、かなり古くCanon EOS Kiss X4
今調べてみたら2010年モデル
このカメラで良いのかという不安もありつつ
上司からSONY α7も借りていったのですが、慣れないカメラを
使いこなす能力もなく結局自前のKissX4で主に撮影
緊張しましたが、とても楽しい撮影でした

今日そのデータを整理していて
Mさんのこと書こうと思いました

私は最初の会社で働いていたころ
「自分の下に人はいないと思え」と一時期教えられ
仕事を抱え込む癖があります
そして頼まれるとホイホイと引き受けてしまう癖も
その為、番組制作をしていると時にキャパオーバー
終わらない仕事にイライラとして
後輩たちに強くあたってしまうことも多々ありました
そんな時にMさんに言われた言葉

放送日時が来れば終わる
終わらない仕事なんてないよ

当たり前のことなんです
当たり前のことなんですが、ハッとしたんです
そして落ち着くことが出来たんです

Mさんは仕事がデキます
出演者さんがたくさんたくさん出る番組では
局のセキュリティーの都合上、事前に入館申請を山ほど
各所確認して作成します

Mさんは過去自分がお仕事した方たちのデータを
きちんと整理して引用し、確認資料を送っています
そうすることで確認された側は更新事項だけペンを入れ
返送すればいいので手間が少し軽くなるのです
集まった確認資料をまた更新し局に提出用としてまとめ直す
なによりもその資料が見やすい
入館申請以外にも衣裳ロゴも、時には食べ物のアレルギーさえも

そして人の名前と顔も素晴らしくよく覚えています
マネージャーさん、メイクさん、スタイリストさん
それぞれの方々に聞いてもMさんの覚えの良さは凄いと!
気持ちよく仕事をすることができると
一緒に仕事をしていると学ぶことばかり

そしてこの方もきちんと自分の時間を捻出されます

やっぱり仕事がデキるっていうのは
自己管理もできてこそですよね

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

余談ですが、この業界を生きてきて
一度だけ放送日時に仕事が終わらなかったことがあります
2011年3月11日突如日本の機能が一変しました
テレビの中も予定とは違った内容になりました
不安な日々と、何かできないのかと葛藤した日々でした
Mさんの言葉を思い出すとき、今ではともに思い出すことです

もう放送日時に仕事が終わらないなんてことなないことを祈ります
自分の仕事の都合の為ではありません
自然災害での悲しみが生まれることが無いことを祈るのみなのです

note初心者です。文章もそんなに上手なほうではないと思いますが、サポートしてやってもいいぞ!と思って頂けたら ポチリとお願いいたします。やる気になって更新頻度が上がり、あんなこともこんなことも書きたくなるかもしれません。