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Wild with Animals

ボランティア2週目も仕事や生活のスタイルは
ほぼ同じ形で人が代わってもみんなで
UNOやジェンガをして遊びました。

ある日デンマークの子が持ってきてくれた
黒いグミのようなものの試食会をしました。
僕はありとあらゆるものとまでは
言いませんが、イナゴやハチノコといった
珍グルメも少しは世界で味わってきました。
しかし、これこそ僕が味わってきたなかで
一番不味い食べ物でした。
(北欧の人すいません)
まるでタイヤをガシガシと
噛みついてる感じ。
飲み込めるものか。

また、
ある日のピクニックでは黄金の色をした
梟が飛び去っていく姿も。
珍しい梟だそうで
福の匂いが薫りました。

2週目の土曜は
キャンプナイトと称して
キャンプサイトをでて自然保護区の中で
焚き火。
ワイルド中のワイルド。
想像してください。
見渡す限りのアフリカの大自然。
そのほんの小さな一角、その小さな点に
灯る焚き火。
揺らめくその火の側に座って食べる
チョコバナナ。
そこで吸う煙草。
格別でした。

その次の日、僕は2週間の参加だったので
最後の日曜日。
みんなでバレーボールをしました。
休みの日もいい汗流しました。
これが青春というものなのか。
アフリカの風に吹かれて
青春を謳歌しました。

ある日の午後に環境保護という名の
講座を受けました。
今世界的に問題になっていることはなにか?
地球温暖化?オゾン層破壊?
先生が問題視しているのは
「人口爆発」でした。
圧倒的な人口爆発による食糧危機。
今まではこうやって生きてきたから大丈夫。
いや、そうじゃないんですよね。
世界は今もなお変わり続けていますから。
食卓に並ぶお肉になっていく
家畜を育てるために使われる
莫大な飼料。
それによって何人の飢餓の人々を救えるか。
「私達は菜食主義になれとは言いません。
しかし、少しでもお肉を消費するのを
減らしてください。」

もともとプッシュ(ポーランドの友人)の
影響でほぼ菜食主義であった僕にとっては
易いもんです。
自分も、やれ肉は食うな、動物に
よくこんな残酷なことができるだ、
など過度な菜食主義活動はあまり
好きではありません。
好きなものを食べればいいと思っている。
動物だけでなく
野菜や果物だって生きている。
だから私達は
「いただきます。」
「ごちそうさま。」
と言うんです。
ただ、この話を少しでも思慮にいれて
食生活を考えて頂けると幸いです。

週に1日だけお肉を抜いてみる、
そういった感じで。

それともうひとつ。
支援の在り方。
いわゆる募金活動などで集まったお金が
どのようにして使われているのか。
腐敗が蔓延っている組織や国では
寄付されたお金が一部の人間に
横領されるというのはよくあるそうです。

寄付金の使い道、
報告書が開示されているはずで
募金したら確認してください。と
そしてなによりためになるのは
ただ募金するだけでなく
こうして足を運んで活動していただく
ことだと。

なるほどね。
もしかしたらボランティア参加の為の
営業トークかもしれなかったですが。
この話に乗って損はないと思います。
かけがえのない経験を
得られましたから。

電波も届かない地に2週間。
家族などには伝えていましたが
空港で確認すると
留学生の友達や仲の良い地元の子が
心配して連絡をくれていました。
愛されてるなぁ

なんて(笑)

それからまた飛行機を乗り継いで
バビロンへと帰っていきました。


キャンプナイト
Wild at Tuli


Kea Leboga


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