Wild at Africa
お遍路を終えた残りの夏休み。
僕は日本から遥か遠くの人類の起源の地、
アフリカ大陸に降り立っていました。
Project Abroad
というボランティア団体から
ボランティアに参加しました。
飛行機は関西空港から香港、
南アフリカのヨハネスブルグへと飛び
そこから国内線で北東の町ポロクワネへ。
そこでドライバーさんのお出迎え。
もう1人のアメリカ人のボランティア参加者
と共に車で国境を超えて
ボツワナに入国しました。
道中、ドライバーさんが発見し
遥か遠くに確認したのは豹。
珍しい動物です。
幸先のよい出だし。
長い移動を越えてたどり着いたのは
トゥリ保護区と呼ばれる
動物保護エリアで僕が参加したのは
アフリカの野生動物保護活動の
ボランティアでした。
先の週から参加していたスイス人女性
と僕たちの次の日から参加してきた
ドイツ人の青年と共に一週間を過ごしました。
活動内容はレンジャーさんと共に
動物の水呑場を整備したり
鳥類やクロコダイルの調査、
乱獲のために設置された罠の撤去など
様々でした。
「星の王子様」ででてくる
あの「バオバブ」の木の調査も!
自然保護の為のレクチャーなどもあり
感心する一方でもっと英語を流暢に
話せるようになりたい
という思いも。
それにしても保護エリア内での
キャンプ地での生活は何物にも代えがたい
貴重な経験と笑いに溢れました(笑)
夕方、人工的な建物などなにもない
サバンナの大地に夕陽が沈んでいく様は
圧巻でした。
これが地球本来の姿なのか。
僕らが猿だった時から見ていた景色なのか。
空いた時間にはみんなでUNOやジェンガをして
遊んだりもしました。
何故か日本で普通にやるような
シャッフルの仕方でカードを繰ると
欧米人の笑いがとれます。
笑いに貪欲な方試してみてください(笑)
そして自然保護区ならではの珍客も。
嘴の太い、日本では見慣れない鳥が
窓の外にとまっていたり、
シンクの中に蠍がいたり。
ある朝、寝床とは少し離れたトイレから
用を足してでてきたら
数メートル先にいたのはアフリカゾウ。
眠気もあって一瞬頭が真っ白に(笑)
そのあとすぐにゾウは去っていって
しまいましたがまたとない
感動的な瞬間でした。
平日はボランティア活動に勤しみ
最初の週末の土曜は
ハンドクラフトのワークショップへ。
笹のようなものを編んでブレスレットを
作りました。
普段はコックさんがいるのですが日曜日は
休みなので週末はボランティアのみんなで
一緒にクッキングもしました。
1週間は瞬く間に過ぎ
2週目はスイス人の女性が帰国して
代わりにイギリス人とデンマーク人の
若い女の子がやってきました。
みんな僕より若くなってしもた(笑)
それでも故郷から遠く離れた国で
自然保護の為に奮闘致しました。
Kea Leboga
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