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お釈迦様について①

こんにちは。
今回はお釈迦様について少し書いてみようかと思います。

まずお釈迦様についてですが、あまり知らない人はもしかすると「実在したの?」という疑問を持たれるかもしれません。最近では「聖徳太子は実在しなかった⁈」というようなことが話題になったこともあります。
しかしながらお釈迦様は実在されていたようです。

諸説ありますが、お釈迦様は今から2500年ほど前、紀元前463年4月8日に現ネパールのルンビニーという町で生まれたとされています。


画像はGoogle map 

インドのイメージが強い仏教ですが以外にもお釈迦様自体はネパールの現在の生まれです。ネパールといってもそこから10㎞もいけばインドとの国境になるのでネパールといってもかなりはずれの方です。当時としてはそのような国の境などもなかったでしょうからそれ自体にあまり意味はないのかもしれません。

お釈迦様はシャーキヤ族の王子として生まれてきました。
このシャーキヤ族という名前、お釈迦様の”シャ
一般的には”お釈迦様”と呼ばれていますが、本名は別にあり、
「ゴータマ・シッダールタ(シッダッタ)」と言います。
王子として生まれたお釈迦様は何不自由なく暮らされていました。

青年となったお釈迦様はあるとき外出しようと外へでると、東西南北のそれぞれの門に老人・病人・死人・出家者を見かけました。
このうちの老人・病人・死人を見たお釈迦様はそこに人生の苦しみを見いだしました。

chatgptにより生成

その後、この苦しみから逃れるには出家しかないと思い立たれ、29歳のころ、王族の地位を捨て出家されたそうです。この出来事は四門出遊とよばれ、仏教者の中では有名な出来事とされています。

出家後は6年間苦行生活に入られました。しかしながら苦行では自分の求める心理を得ることはできないと悟ることはできませんでした。苦行により心身ともにぼろぼろになったお釈迦様は苦行を止めてしまい、そして快楽にも、苦行にも溺れることがないことが必要であると気づかれたそうです(中道)

そして35歳の頃、菩提樹の下で瞑想に入るとついに悟りを開かれたそうです。この時の悟りとは「すべてのものは因に縁ってできている」というものでした。簡単に言うと物事すべてには原因があり様々な縁によって結果が生じるということです(因縁生起)。いわば当たり前のようなことではありますが、コロンブスの卵のように言われるまではその時まで誰も気づいていない悟りでした。この因縁生起ですが12の段階があり、これを十二縁起といいます。
無明→行→識→名色→六処→触→受→愛→取→有→生→老死→無明→・・・
という順番で縁起が成り立っているということですが、今回は難しいので割愛させていただきます。

これが苦しみの結果を招いているのであれば反対になぜ無明が生じるのか、その原因を消せば行が消え行が消えれば識が消え・・・という風に考え、この無明を滅する4段階と8つの実践方法を悟りました(四諦八正道)

少し話しが難しくなってきましたが、とりあえずとしては仏教は縁起(縁によって起こり縁によって滅す)という考えがもとになっていると覚えていただければと思います。

長くなるので今回はここまでとさせていただきます。


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