光明寺

こんにちは。 自己紹介を見ていただきありがとうございます。 奈良県御所市にある浄土真宗本願寺派寺院の僧侶が書いています。 宜しくお願い致します。 HPはコチラ→https://komyoji.jimdosite.com/

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自己紹介|浄土真宗本願寺派光明寺

こんにちは。 先に記事を書き出していましたが、自己紹介を書くことを忘れていたことに気づき、今更ながら書かせていただきます。 わたくしは奈良県御所市小林にある浄土真宗本願寺派光明寺の僧侶をさせて頂いています。 奈良県御所市は非常にのぞかな町で、もれなく高齢化・人口減少に悩まされている市町村になります。 主な産業はサンダル、薬、柿、米、日本酒などになります。 当寺院は貞享元年7月(1684年)に開創されたと伝えられています。 1685年に徳川綱吉による生類憐みの令が発令

    • エベレストのてっぺんに貝の化石?

      こんにちは。 今回は仏教における諸行無常についてお話してみたいと思います。 仏教では三宝印とよばれる大切な教えがあります。具体的に述べると諸行無常・諸法無我・涅槃寂静という教えです。 このうちの諸行無常についてであれば一度は耳にされたことがあるかもしれません。諸行無常とは改めて説明させていただきますと 「諸々すべての物事については絶えず変化・生滅している」という教えになります。それは物であっても人であっても、感情であってもすべてのものが変化し、生まれては消えてを繰り返していま

      • 疲れたら休みましょう。お釈迦様からのライフハック術

        こんにちは。 記事をご覧いただきありがとうございます。 私は奈良県御所市にあるお寺の僧侶をさせていただいています。 おそらくにはなりますが、この記事を見ていただいたということは 何かお疲れのことではと想像するところです。 学校のこと、仕事のこと、家庭のこと、育児のことなど皆様、様々なことでお疲れのことだと思います。 まずは私から「おつかれさまです」とお伝えさせていただきたいと思います。 なぜこのような記事を書こうかと思ったのかといいますと、私自身、大人になりいろいろと疲

        • 仏教で大切な縁起について

          先日、自己紹介にて私が理系人間であると書かせていただきました。 普通に聞くと「宗教と科学って相反するんじゃないの?」と思われるかもしれません。 実際に私が中央仏教学院で仏教をちゃんと学ぶまでは同じように思っていましたが、まったくそんなことはありませんでした。 仏教を学べば学ぶほど非常に合理的であり、本質を突き詰められるような気がします。 一般的の方からすれば仏教の教えはどこか空想的であると思われるかもしれませんがそうではありません。 お釈迦様の教えの一つに縁起という考え方

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        自己紹介|浄土真宗本願寺派光明寺

          お釈迦様について①

          こんにちは。 今回はお釈迦様について少し書いてみようかと思います。 まずお釈迦様についてですが、あまり知らない人はもしかすると「実在したの?」という疑問を持たれるかもしれません。最近では「聖徳太子は実在しなかった⁈」というようなことが話題になったこともあります。 しかしながらお釈迦様は実在されていたようです。 諸説ありますが、お釈迦様は今から2500年ほど前、紀元前463年4月8日に現ネパールのルンビニーという町で生まれたとされています。 インドのイメージが強い仏教です

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          ”諦める”ということについて

          こんにちは。 今日は諦める(あきらめる)ということについて書いてみたいと思います。 一般的に”あきらめる”というとネガティブなイメージがつきまといます。 例えば、「夢をあきらめた」と聞くと、これまで夢に向かってがんばってきたけど、努力が実を結ばず、結局途中でやめてしまった…というようなイメージになるとおもいます。 あるいは「志望校をあきらめた」と聞けば受験勉強してきたけど、どうも学力が志望校の偏差値まで届かず、ハードルを下げて別の学校を受験した。挫折してしまったんだなとい

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          散る桜

          当寺院の前には兄川という川が流れており、その川沿いに桜がたくさん植えられています。 毎年満開に花を咲かし、集落では花祭りなども行われたりします。 花の命もあっという間で、今年は4月1週目に満開となり、2週目の今日にはもう葉桜になりかけています。 私の好きな詩にこのようなものがあります。 書かれたのは良寛和尚という江戸時代の曹洞宗の僧侶で、歌人でもあった良寛和尚の辞世の句と言われている歌です。 散っている桜があるけれども、残っている桜も散っていく桜なんだよ という歌になるで