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シンメトリー

写真では被写体をど真ん中に置くことを「日の丸構図」といい方をして、やたらと批判をしてくる人もいるらしい。

現実的には人間もわずかに左右非対称で、完全に対象に作られてるのは人工物だけだ。
動物も毛の色やら、微妙に全部違うし。

そこで、敢えて街中にあるシンメトリーをまとめると、ずいぶんと不安に駆られる写真になる。
心理的になんだか、モゾモゾするのです。
私だけ?

もちろん、完璧なシンメトリーを目指すなら太陽の方向も影響するのでしょうけど、何か落ち着かない。

ほんの少しの違いを見つけると、なんだかホッとする。

完璧に作るなら、半分に切って反転画像を張り付けての加工か、
鏡を使った鏡像が一番。
ちょっと最近は、水溜まりリフレクションも飽きてきたかな。
少なくとも、驚きはない。

そのモヤモヤをデザインで克服すると。

巨大倉庫の壁面ですが、二本の線をずらして配置することでアシンメトリーになってる。
とてもアイキャッチとして有効だとも思う。

ラインがそのまま一周していると、企業のイメージカラーとしても多分残らない。

デザインや構図って深い。

自己肯定が爆上がりします! いつの日か独立できたらいいな…