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供養として

1年分の写真を販売サイトに上げた。
写真を始めて2年目の分に突入した。

今見ると、全てがイマイチで恥ずかしい写真が多い。
だけど、細かい事にこだわらず伸び伸びしてると言うか、見た事ない構図だったり、狙ってないのが面白くもある。
ま、初心者あるあるですね。
スマホ写真のアップグレード版みたいな。

販売サイトも色々あるのだけど、著作権を放棄しないといけない所と、保持出来る(販売権だけ業者が持つ感じ)のと2タイプに分かれる。
コンテストも同様で、いつのでもOKとか、被ってもOKとか。
反面、今年撮影のものとか、未発表に限るとか。
参加料が高いとか、もう色々です。

きっと専門的にやってる学生さんなんかは、学校が負担してくれるのだろうけど、一般ぴーぽーは小遣いからとなる。
これって、写真部とかサークル、個人でやってる学生さんとかきついだろうな。

さて、そんなもう4年から3年前の写真は良いのもあるけど、使い道も少なくなっているので、供養を兼ねて単価安くて審査の緩い所にアップしている。
ついでに言うと、ウォーターマークの入れ方を知らなかったので、全部入っていないのです。
そこは著作権放棄のくせに、売れないと金くれないアコギな商売なので、取り敢えず2年分のファイルをせっせと上げている。

細かく読むと、個人使用で使うのは可らしい。
まあ、サイトで落とした人もそうしてるんだから、提供者もそりゃそうだわね。


何用に使うかによるけど、これが会員のDL放題に入るなら、まあまあ悪くないと思うんだけどね。
自画自賛過ぎかな。

紅葉は年によって全然違うので、同じ所に行っても同じ色が見れない。
まだらになってたりで、一斉に赤になるのは俗に言う「普通の気候」の時だけ。
暑かったり、寒かったり、雨が多かったりでは全部だめ。
「秋らしい」気候の年でないと良い色が出ない。
意外と難しいし、名所じゃない所を探すのは結構苦しい。
今年は正直、ハズレ年です。


これらの写真、撮った時もきつかったなぁ…
ここは和歌山県の国道425号。有名な死にGO!酷道。
日本三大酷道で有名です。
舗装だけはしてある林道ですね。

通常は抜けられるのに、この日は崖崩れで4/5程行った所で折り返し。
見ての通りの狭い道なので、スピードは出ないし、滑ってコケれば崖下一直線。
ほぼガードレールなし。
落ち葉も良く滑るし。雨の後だし。

そこをキョロキョロしながら、フォトジェニックな紅葉を探して走る。
そして、撮影を繰り返して、日没までに国道から出て帰る予定が、日が落ちる直前で来た道を戻った。
寒いし、怖いし、心細い。もちろん、電波は届きません。

山登って撮る人、バイクで秘境を目指す人。
それぞれですが、良い荒らされてない被写体を探すのは、結構風景写真も苦労しているのです。

この先は冬季の通行止めがまだ解除されてなくて、これもまた来た道を戻りました。
まだ冬の名残が色濃い農村に、玄関先に満開のしだれ桜。
もう、日本昔話のモデルかと思いました。

ただ、色々とマイルールもあります。
この家に近づけばもっといい写真撮れるかもですが、いきなり知らない人が大きなバイクで家の前に来たら、お年寄りは困りますよね。
驚かしたり、私有地には許可なしには入らない。
田圃の畦道は崩れると大きな被害が出るし、蛇に嚙まれたりするのでこちらもNG。
仕切りやロープがある所なんて、論外です。

撮れる所で全力を尽くしたのが、ベストの写真なんです。
一部の鉄道写真や、スマホ持って映える写真の為に私有地や囲いに入る人、三脚立てたり、道じゃない花畑の中央で写真撮るハイアマチュアっぽい人。
全部嫌いです。

キショイって言われそうですが、花を中心に自然は「撮って欲しい」と主張している子が必ずいます。
こっちからこう撮って!ってモデル並みに。
それを探せるのが良い写真撮れる秘訣だと信じてます。

偉そうな講釈失礼しました。

精進して、世界中のコンテストに出してやります。


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