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令和のビジネスキャリアに不可欠なSDGs関連資格3選

こんにちは!

 
今回は、最近、コンサル界隈でよく話題に出てくる、SDGsに関する記事です。

 

ここ最近、民間企業、官公庁自治体では、SDGsに関する取り組みをより一層推進していく風潮があります。

 

例えば、伊藤忠商事やトヨタ自動車、サントリーなどでは、SDGsへの貢献・取組強化を掲げています。

また、公共分野においては、文部科学省や農林水産省、環境省などでも政府としてSDGsに貢献していくことを示しています。


 

これらのとおり、SDGsを理解していることは、ビジネスマンとしては必須事項になってくると思います。

 

1.SDGs関連資格を取得するメリット


 
前述のとおり、SDGsに関する基本的な知識はもちろん、専門性を身に着けることで、今後のビジネスキャリアに大きくプラスになると考えています。

また、就活中の学生さん、転活中の社会人のみなさまにおいても、SDGsに関する資格取得は一つのPRポイントにもなると思います。

 

2.おすすめのSDGs関連資格3選



SDGs関連であるエコや環境に関する資格が20種類以上あります。

そのため、何を取得するのがコスパ的に良いのか判断が難しいと思います。

そこで、比較的取得がしやすく、かつSDGs関連資格であることがわかりやすい資格をピックアップしましたので、ご紹介します。

-① SDGs検定


SDGs検定は、SDGs の基本的な理解、世界で起こっている課題やその取組に関する幅広い知識の習得を目指す検定です。

試験開催日は不定期になっているので、定期的にHPを確認することをお勧めします。

なお、直近では、2022年は3,7月、2021年は2,6,9,12月になっているので、次回は9~10月の実施になるかなと予想しています。



-② CSR検定


CSR検定とは 株式会社オルタナと一般社団法人CSR経営者フォーラムが2015年から行うサステナビリティ/SDGsなどをテーマにした級別(1~4級)試験です。

1級試験は秋のみ、2級/3級試験は春と秋、4級試験は通年で試験が実施されています。


なお、4級は一度の申込で何回でも受験可能なので、あきらめなければ100%合格できます(笑)


以下に各級の対象者とlevelを整理しましたので、受験を考えている人は是非一読ください。

■4級[SDGsの基礎]

○対象者:SDGsを始めて学ぶ一般社会人やビジネスパーソン、学生など
○レベル:SDGsが生まれた背景や役割、17ゴールのそれぞれを理解し、持続可能な社会のために何が必要かを考えるための基本知識を学ぶ。


■3級[サステナビリティとSDGs]

○対象者:CSRを学びたい社会人や学生・生徒
○レベル:CSRの基本知識を身に付け、CSR活動が企業や組織の価値を高めること、企業や組織が民間公益活動の担い手であるNGO/NPOや他のステークホルダーと連携して社会課題を解決するなど、「CSRリテラシーの基本」を理解する。
○資格要件:なし


■2級[ESGとサステナビリティ経営]

○対象者:3級合格者のほか、サステナビリティ経営やSDGsに関心がある社会人、研究者など
○レベル:社会的責任(SR)の国際標準である「ISO26000」の狙いや中核主題、GRIなどの報告指針、および国連グローバル・コンパクトや持続可能な開発目標(SDGs)などの国際的な行動規範の本質を理解し、それらの概念や要素などを企業や組織の経営に反映できる。自社の経営にとって重要なステークホルダーを特定し、投資家やNPOとの協働、また従業員の経営への参画意識と高い満足度に代表されるような、真の意味のステークホルダーエンゲージメントを理解し、CSR概念の経営への統合化や長期的な企業価値向上を目指すサステナビリティ経営の推進に資する「より深いCSRリテラシーと実践的なスキル」を身に付けている。
○資格要件:なし


■1級[サステナビリティ経営の真髄]

○対象者:2級合格者のうち、さらに高いレベルを目指す方
○レベル:地球規模の環境・社会のサステナビリティを基本認識として、卓越したリーダーシップ、俯瞰力、コミュニケーション力を駆使し、社会の変化や動向を知り、企業や組織のCSRリスクを察知・予防・軽減する・社会課題の解決を基点にした事業創出を促すなど、CSRやサステナビリティを経営に統合し、経済価値と社会価値を両立させる企業や組織の価値を持続的に高めていく戦略(ストラテジー)を立案・実践できる。
○資格要件:2級または[旧サステナビリティCSR検定]合格

-③ SDGsカタリスト


SDGsカタリスト資格とは 、SDGsとは何か?についてSDGsを初めて学ぶ方向けの講座を受講することで得られる資格です。

講座では、なぜSDGsという概念ができ、国連がアジェンダをつくり、世界中の国々が実行していこうとしているのか。2030年までに17の目標と169のターゲットを達成するためにできることは何かを、一人ひとりがジブンゴトとしてとらえ学ぶことができます。

受講するだけで、SDGsカタリストというSDGs関連の資格を得られるので、手っ取り早くSDGsに関する資格が欲しいという方にお勧めです。

3.おすすめテキスト


SDGsに関する知識のインプットに最適なテキストを以下セレクトしました。

資格取得用、知識インプット用に1冊は手元に置いておくことをお勧めします!

-①  SDGs(持続可能な開発目標) 

上記記載のSDGs検定での推奨図書になります。
丁寧な解説が多く、SDGsの基本を学ぶにはぴったりな一冊です。



-② 経営戦略としてのSDGs・ESG: “未来から愛される会社"になって地域×業界No.1を目指す

読みやすい文章であり初心者でもわかりやすく学べる一冊です。
具体的な企業事例も記載されているため、SDGsの取組を強化して行きたい企業様にもおすすめです。


-③ SDGsが生み出す未来のビジネス (できるビジネス)

55事例も紹介してくれるので、さまざまな取組事例を一気にインプット可能です。
具体的な導入方法が整理されているのもポイントです。


身近になってきたSDGs、もはや常識になってきていることは間違いないので、自己研鑽として資格取得や知識のインプットに取り組んでみてください!

保育士試験合格へ向けたサポートができればと思い始めました!!働きながらの合格を目指す方にもわかりやすく解説していきます!