_日記_あるいは雑記の宿_15_心持ちテンションの低いご挨拶

【雑記】心持ちテンションの低いご挨拶

 本年もお付き合いいただき、ありがとうございました。

 本文を書いているのは夕方。満開の桜の木で蝉が鳴き、路上を踊る枯れ葉に雪が積もるような慌ただしい季節を振り返っています。大晦日は春の嵐に見舞われました。窓から外を眺めていたら、駐車場を駆け抜けるビニール袋が視界に入りました。夏に雪が降る日も遠くなさそうです。
 今年は体調の波が輪をかけて不安定で、創作面では不完全燃焼に終わってしまいました。書評集【読書備忘録】を継続できたのはよいとして、小説の公開は『ドサリ、ドサリとくるもの』を最後に滞っています。同人誌に投稿してきた短編小説を電子書籍化する目標も達成できず、そろそろ人権を失うのではないかと強迫観念に駆られる始末。しかし持病・障碍を抱えながらも文筆業を営む方々はたくさんいるので遅筆のいいわけをしている場合ではありません。気持ちを切り替えて2020年をより活動的な年にする方法を模索しましょう。来年は短編小説集と書評集の電子書籍化を優先的に進める一方、noteの更新頻度もあげる予定です。基本的には従来の小説・書評・雑記・気になる刊行情報を組み合わせるスタイルで更新すると思います。今後も読者の方々を楽しませる工夫を凝らしていくので、緩やかに(できればお手柔らかに)期待してくださると嬉しいです。

 それでは、貴方にも私にもよいお年を。
 2020年も何卒よろしくお願い申しあげます。


 追伸。
 プロフィールにて、精神障害者保健福祉手帳1級交付のこと及び障碍名を明記しました。非公表のままでは交流・仕事の相手に迷惑をかける懸念があるため公表することに決めました。ただし症状をすべて列挙するのもためらわれるので、代表的なものにとどめています。


お読みいただき、ありがとうございます。 今後も小説を始め、さまざまな読みものを公開します。もしもお気に召したらサポートしてくださると大変助かります。サポートとはいわゆる投げ銭で、アカウントをお持ちでなくてもできます。