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青かった。

あの日差しが眩しくて暑い夏の日。
電車内とバスを乗り継いで
向かった海。



あの人と行った
あの水族館が閉館するらしい。


その記事を見たときに
当時のことを思い出してしまって
目頭が熱くなった。

私をたくさん愛してくれる
彼が好きだった。



出会って一年も経たないうちに
さよならをしてしまったけど
迷惑ばかりかけてたなってこと
思い出すなあ。

たくさん傷付けてしまったなって。

今でもそれは後悔してる。

優しすぎる人で
私は甘えて迷惑ばかりかけて。

もう会うことはない。
けど、ごめんね。
としかもう言えない。
でもたくさんのありがとうを言いたい。

いや、もう言うことすらできない。
会えないから。

もう、2年も前のこと。

青い海と青い空と青い水族館の中と。。

青かった記憶。

青かったあの時。

もう戻りはしない。

傷付けたことに
後悔してる。

でも、そんな後悔する人生を誰も望んでない。
きっと。


別の道を歩いて
あの青があったから
今があるから。、


だからわたしは前を向いて歩いて行く。


あの場所が無くなるのは
とても寂しくて悲しい。

私の思い出が全部無くなっちゃうみたいで。

決して要らない思い出じゃないから
今の私があるのも
きっと私だけのおかげじゃないから。

無ければよかったなんて思ってない。


きっとその時の私も
きっと、きっと、
間違いでは無かったから。。


ちょっぴり思い出してしまって
胸が苦しい。

あの夏の日は
もう二度と戻ることはない。

それだけ。

次の夏はその年とは違う夏だから。

きっと今年の夏も来年の夏もマスクだし
もうあの夏はもう戻っては来ない。


ちょっぴり前のむかしの話。

どうしても思い出してしまったから。


バイバイ。

青かったあのとき。



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