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スキルや知識も大事だけど、それ以上に「人間性」を磨くことも大切である

一昨日の土曜日に仕事のつながりで仲良くなった先輩とご飯を食べに行っていた。プライベートの話もしつつ、いつもながら仕事の話にもなった。

その先輩は主に人事担当であり、採用や教育に携わっている。
そのため、その日に話題は、「どんな人が優秀か」という話になった。
採用担当としては、自分が入社させた社員の方が早期退職ではなく、長期的に働きかつ活躍してくれるのが嬉しい。でも、現実はそんなに簡単ではなくミスマッチの採用もあるし、候補者の方の中から全てがマッチしていないけど、選択する必要もある。

先輩が言うには、採用で気をつけることは「文化にマッチするか」ということ。
そこそこ優秀な方でも、その会社の風土や大切にしている価値観に合わなければ、思うような活躍ができなかったり、すぐに辞めてしまう結果になる。逆に、経験としては浅くとも文化にマッチすれば長期的に活躍していく人もいる。採用担当としての見極めどころらしい。もう一つ、私が疑問に思ったことは「どこでも活躍できる優秀な人っているのか?」ということ。この質問に対して、先輩は「いる」とのことだった。どんな人かというと、「自分軸がある」「自分自身を知っている(言語化できるレベル)」「人間性」が備わっている人のようだ。まだ私達の中でもしっかりと言語化できる感じではなかったが、とりあえずあがったことは上記のことだった。

そして、「人間性」については私が悩んでいることに対してもアドバイスをくださった。端的に言うとチームメンバーの中に非常に勉強熱心で物知りの人がいるが、実務経験は少なく、頭でっかちになりがち。そして、納得いかないことがあると武装した理論で周囲に反発し衝突を起こす。その人をどのようにやる気にさせるか?という悩みだ。

私も同じくらい勉強しなきゃとか、理論武装しなきゃなど知識で認められる事を考えていたが、先輩から以下の言葉を投げかけられ、とっても考えさせられました。

「難しそうだなと思う相手にもあい、胸襟を開いて対話する「誠実」」
「相手に「この人なら人間として信じられる」と思わせる「誠実」」
「拒絶されたり誤解が解けずとも対話に挑み続ける「根気・粘り強さ」」
勇気の一歩を踏み出さなければ始まらない。誠実に、さわやかに心を通わせ、信頼を勝ち取っていくこと。たとえ一時的に上手く行かなくとも、必ずその後輩の心には残り意味があり、挑戦し続ける中で心をひらいてくれる。

要はどんなスキルや知識を得ても、上記のような「信頼できる人間」でなければ人はついてこない。私の悩みも晴れないことを知ったのです。そして、冒頭の採用の話に戻りますが、「どこでも活躍できる人」というのは、誠実さや根気、粘り強さを持っている人でもあると思います。今度、言語化したいテーマに「非認知能力」がありますが、社会人スキルとしてとっても必要だと私は考えます。むしろ、仕事の知識や経験以上に、「非認知能力」は大事だと感じます。

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