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自分の仕事を上手く進めていくには、『人間関係』を築く努力も大切。

”人間関係の構築”って働く上でとてつもなく大切だな〜って最近になって思うできごとが増えてきた。新入社員の時に、「コミュニケーションスキル」とか「チームワーク」とか言われてきたけど、もっと具体的に示すと、「嫌いだな〜って思う人でも意思疎通をしっかりととる努力をすること」が大切だと感じる。誰しも好きな人であったり、居心地のいい人であれば自然と関係が深まり、意思疎通も綿密に撮っていると思う。それが、嫌いな人、苦手な人となれば関わりが薄くなる。

会社の中で例えれば、よくあるケースが”自分より上の方”。役職が上で話しかけにくいというのもあるけど、とてつもなく厳しかったり、下の方へのあたりが強い場合、下の方からすると接しにくくなる。また、同年代同士でもライバル的存在や自分と性格や考えが合わないなど、様々な要因がある。それでも、組織の中でよい仕事をしていくには、「嫌いな人との意思疎通を避けてはいけない」のだ。

なぜ、このように感じたかというと、あるクライアント様を通じて学ばせてもらえたから。そのクライアント様は「人の定着」に課題がある。成長企業でもあり、人も増やしていきたいとの希望があるにも関わらず、退職者が続いてしまったり、若手が中々育たない現状。その要因について、上の方はマネージャー以下のメンバーにも責任があると考える。しかし、やり取りしている担当者や現場の方は上の方が変わらないからだめなんだとなっている。どこの組織にもよくあるケースだ。私達は担当者の方ともやり取りをするし、経営層の方々ともやり取りをしている。そのため、どちらの言い分もわかるのだ。どちらも間違っていないし、正しいことを言っている。けど、お互いに”本音で語り合うことができていない”がために、「事実を自分の都合のよいように解釈してしまう」傾向がある。そして、お互いに相手が悪いとの一点張り。

もっと、感じていることを素直に話せる場があれば、課題の本質に目を向けて改善していけるのではないか?とも思うのだが、不平不満を第三者にいうだけで、何も解決に至らない現状がある。相手の発言の意図をきちんと確認することもしないで、自分のバイアスで発言の意図を捉えているため、事実ではない解釈がうまれてしまっている。

あるクライアント様の事例を書いたけど、「人間関係」から始まる課題が組織には沢山あるのではないかと思う。私自身も同じだ。なるべく苦手な人とのコミュニケーションをさけ、間接的に見えた事象で苦手な相手の思考を想像してしまう。それが、事実のように解釈をし始めると他の仕事でも問題が生じてしまう。自分が苦手だと感じる相手ほど、きちんとその方の本意を汲み取る努力をしないといけない。そうでないとコミュニケーションエラーが発生していることにも気づかずに、自分の解釈でわかった気になって周りを巻き込み、仕事が進んでしまうから。たぶんその先には、トラブルが発生するか、相手を批判する結末になるだろう。

原点に立ち返ると、やっぱり人間関係を良好に保つ努力は大切だということ。

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