モチベーションが上がらなくても、パフォーマンスは左右されない
仕事やスポーツなどをしていると、モチベーションが高い時と低い時が定期的に訪れる。
「色々と工夫してみたい!」「もっと練習したい!」ってときもあれば「もうやめたい・・・」「これ以上頑張れない・・」って気持ちの時もある。
前者であれば波に乗っていて、何もかもがうまく進む感じがする。一方、後者のときは、「こんなにモチベーションが下がっているのに、成果なんて出るはずない」と自信すら失い、行動する気力もなくなることがある。
今年から仕事のポジションが一つ上がったのだが、上の立場になるということは、モチベーションを自分で保つことが必要になるともいえる。
例えば、上司から褒められることや賞賛されることは減る。逆に自分がメンバーを褒めたり、賞賛する立場にならからだ。また、一生懸命仕事していても、それは当たり前であり、結果を出してなんぼの立場になるから、日々の小さな良い行動もいちいち褒められなくなる。
今までは、小さな行動を見てくれている上司からの声かけ、存在が自分の中でやる気に変わり、モチベーションが高まる要因になっていた。
約半年が過ぎてみて思うことは、モチベーションに左右されない自分をつくること。
じつはモチベーションが高くても低くても、仕事のパフォーマンスは大きく左右されないのではないか、と感じるようになった。
一つ目のモチベーションに左右されないというのは、自分の中で他者評価は切り捨て、自分自身の目標やビジョンに向かって、突き進むようにしている。自分のモチベーションに影響するのは、結果や他者評価が大きくどちらもコントロールできないため、その2つは気にしないように心がける。そして、自分自身が何を成し遂げたいのかを言語化し、1年間それに向かって走りきる。
もう一つの、パフォーマンスへの影響だが、モチベーションが下がっている時に感情に流されず冷静に客観的に自分の気持ちに向き合うと、意外と落ち着いて仕事に取り組める。そして、モチベーションが高くなくても仕事ができるし、精度もあまり変わっていないことに気づいた。モチベーションが高いときは、プラスα良いことが起こるイメージ。だから低い時が悪いではなく、「通常」という認識に変わった。
立場が上になり、責任が増える、役割が増えるということは、他者評価に基づくモチベーションの影響を自分でコントロールできるようになる必要がある。
約半年間立場が変わって実感していること。