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リーダーは嫌われてなんぼ?

昨日とあるプロジェクトの打ち合わせがあった。私がリーダーでメンバー2名と行っているプロジェクトだ。メンバー2名は2年目社員だけど、とてもしっかりしていて頼もしい。3人とも性格も異なるので、議論もかなり活性化している。

一見、いいように進んでいるけど、リーダーとしての悩みもある。それは、メンバー2名の意見は対照的で、必ず食い違うこと。そのため、最終的には私自身が判断をしなければいけない。そして、メンバーの一人は「論理的」かつ「率直的」であるため、もうひとりのメンバーの意見に対して、反論の余地がないほどの反対意見を述べることもある。自分の意見が言いやすい環境が作れているのは、私としても嬉しいこと。悩ましいのは、2人のメンバーの意見を聞くと、どうしても根拠がしっかりしているメンバーの意見にながされてしまうこと。私自身の考えも聞きたいと言ってくれるのだけど、正直根拠がしっかりしているメンバー程、考えがまとまっていない。だからこそ、根拠がしっかりとしているメンバーの意見を優先してしまう。

もう一人のメンバーとしては「面白くないな」って感情になっているかもしれない。この辺りは後日確認してみようとは思う。

世の中のリーダーの方々は、上記の場面のとき、どのように対処しているのだろうか?

このnoteを書いていて思ったのは、リーダーが「目的」を見失わないこと。そして、目的を達成するために「必要なことか」で判断すること。根拠や論理がしっかりしていることも大事だが、「目的を達成するために良い方法か」という視点で判断していく。

リーダーをやってみて感じたことは、つい意見の強いメンバーに流されがちになる。または、そうではないメンバーに同情してしまう。それは、いい意味で「人としての優しさ」があるから。けど、リーダーの役割を考えると「目標達成にチームを導くこと」だと思う。

私情もあるけど、情に流されず本来の目的に沿って、判断をしていくことが大事なんだろう。メンバーが落ち込んでいるときは、手をさしのべる必要があるけど、基本は好かれるとか嫌われるとか、情に流される判断は本来の目的からずれてくる。リーダーはときに「非情さ」も大切なのかもしれない。

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